【重要】読書が遅いという悩みをシンプルに解決【1日1冊可能】

【重要】読書が遅いという悩みをシンプルに解決【1日1冊可能】

あなたは読書についてこんな悩みって無いですか?

  • 1ページ読むのに3分とか5分もかかる。
  • 1冊読み切ったことがほとんどない。

みたいな悩みってあるあるだと思います。

今僕は1日1冊なら余裕で読めるレベルまで来れましたが
昔はかなり読書スピードが遅くビジネス書を1冊読み終えるのに1週間くらいかかってました。

ですから本が速く読めない人の気持ちは理解しているつもりです。

でもあなたはこんな勘違いをしていませんか?
「本はたくさん読まなくてはいけない→じゃあ速く読まないとダメだ」

実はこれ間違いです。

結論から先に行ってしまうと
本は速く読む必要はありません。遅くてもOKです。
そして読書スピードが遅くても3日で1冊、慣れれば1日で1冊読む事は全然可能です。

そこで今回の記事では

  • 本を速く読む必要が無い理由
  • 読書スピードが遅くても内容を理解しつつ1日1冊読み切る方法

について解説していきます。

ぜひ本記事を参考にあなたの読書スピードが遅いという悩みを解消していってくださいね。

この記事の信頼性
僕は今回ご紹介する方法で忙しい仕事をこなしながら読書をしてその内容をブログで発信し200本を超える記事を書いています。ですので十分再現性のある方法だと思っています。

読書が遅いという悩みを解決できるシンプルな思考法

読書が遅いという悩みを解決できるシンプルな思考法
[読書]で検索すると「1日1冊読んでます」とか「年間300冊読破」とか割とキャッチーな言葉が目に飛び込んできたりするので「あっ自分は読書スピードが遅いから速く読めるようにならないとダメだ」って思いがちですけど実は違うんですよね。

読書ってたくさんの本を読まなきゃいけない→じゃあ速く読めるようにならないと

というのは勘違いです。
全然読書スピードが遅くてもOKです。

そもそも読書が遅くても全然OK

読書スピードが遅いと悩んでいるのに遅くてもOKってどういう事?って思いますよね?

なぜ遅くてもOKなのかというと本を読む速度と内容の理解度には逆相関の関係があるからです。

速く読めば内容が疎かになり、遅く読めば内容が頭に入ってくるという事です。

つまりは読書は内容を頭に入れてそれを実行に移す事が大事だから早く読まなくても良いというのが結論です。

これは2016年のカリフォルニア大学の研究チームが「本当に速読は可能なのか?」というテーマについて調べた結果から分かっています。

出典:So Much to Read, So Little Time: How Do We Read, and Can Speed Reading Help?

読書の速さと内容の理解の逆相関
読書の速さと内容の理解の逆相関

図にするとこんな感じ。

見ると分かる様に読書のスピードが速ければ速いほど内容がまったく入ってこないのが分かりますね。

逆にゆっくりと読めばそれだけ内容を理解することができるようになります。

読書の目的は速く読む事だったり多くの本を読む事ではなく内容を理解する事なのを忘れてはいけません。

もちろん速く読める事に越したことはないですがそれで内容が頭に入ってこなかったら何の意味もないです。

だから読書は遅くてもOKなんです。

とはいえ『読書は遅い人でも気にする事無いですよ。じゃあね。』
と終わってしまったら悲しいですから以下で読書スピードが遅い人でも速く読めるようになるよというお話をしていきます。

でも実際に速く読める人がいるのはなぜ?

こんな風に思いませんか?

なや美

でもさ、実際に内容を理解しつつ1日1冊読んじゃう人とかいるじゃん?
遅かったら読めないよね?
なんで1日1冊読める人もいるの?

確かにそうですよね。
実際に本の内容を理解しつつ1日1冊を余裕で読んでしまう人はたくさんいます。

実は上記のカリフォルニア大学の研究では本の内容を理解しつつ速く読む方法についても指摘しています。

その方法をカンタンに説明すると『とにかく大量に読めば内容を理解しつつ読書スピードも速くなる』との事。

うーん、確かにそうだとは思うのですが

なや美

それが出来たら苦労しないよね。

って思っちゃいますね。

でも実はそれ以外にも読書が遅いと悩む人でも本を早く読みつつ内容を理解できる方法があります。

そんな方法について解説していきます。

【重要】読書が遅いという悩みをシンプルに解決【1日1冊可能】

今は読書スピードが遅いけどでも速く読めるようになりたいって人はどーすればいい?

どうしても速く読みつつでも内容もしっかり理解したいという人がやって欲しい方法は以下の通りです。

  • 熟読しようとせずに読むべき所を減らそう。
  • そのためには目的を持つことが大事。

具体的に解説していきます。

熟読しようとするな。

読書スピードが遅い人は無意識に熟読しようとしてしまっている傾向があります。
ですが熟読はムダですからやめましょう。

なぜかというとそもそも1回読んだだけで覚えられる超人だったら苦労しません。

熟読していると集中力が切れてきて疲れてしまうのもデメリットです。

読書は何度も読むのが大前提です。(良著に限り)
ですから一発で覚えようとするのが間違いです。

熟読するのではなく繰り返し重要なポイントを拾って読む事が大事です。

速く読むのが無理なら読むべき所を減らせばいい

本を速く読むのが不可能なら読むべき箇所を減らしましょう。

実は本と言うのは著者が伝えたい重要な事は全体の1割から2割ほどしかありません。
その他の部分はその大事な事を補う様な肉付けみたいなものです。

その大事な1割から2割の所を拾い読みしていけば本の内容は掴めるんです。

下の図の様に本はメインのテーマから重要ポイントが派生していくような構成の本が多いです。

重要な1割から2割とはこの重要ポイントの事を指します。
この重要ポイントだけ読めばOKです。

逆にこちらの図の様に重要ポイントを支えている補足や肉付けなどの部分は読み飛ばしてOKです。

この拾い読みしていく方法は『スキミング』または『スキャニング』と言われる方法です。

スキミングを行うと読むべき箇所が8割以上減らせます。
なので自然と速く読み終える事ができるようになるんです。

なや美

え?それって読み飛ばすって事?
せっかく買った本なのにもったいなくない?

って思いますよね。

ですがまずは本は一字一句全て読まなければいけないという固定観念を捨てましょう。

思い出してください。
あなたが本を読む理由は重要な内容を理解する事です。

ですから無駄な所は省き、大事な所だけ拾っていけば読書の目的は果たされるわけです。

読書が遅い人と速い人がいる訳ではなく
読み飛ばせない完璧主義で勇気のない人なのか平気で読み飛ばせる人なのか
という違いだけなんですね。

なや美

でもさ、本の大事な所ってどうやって掴んだらいいの?

この疑問を解決していきます。

本から自分は何を学びたいのか目的を明確にしてから読もう

本を読む目的をしっかり定めてから読むと読むべき所がかなり減らせます。

ですから本を読む前にまずは『自分はこの本を読んでこんな事を学ぼう』と決める事から始めましょう。

なぜかというと欲しい知識が何かをハッキリしておくだけでその欲しい情報に勝手に意識が向いて行くからです。

例えば「自分は赤い系の服が好きだから赤い色でオシャレな服が無いかな?」と思ってパラパラ雑誌をめくっていると自然と赤い服が目に飛び込んでくるみたいなものです。

新聞だってすべての文字を読んでいる人はほとんどいませんよね。
気になった見出しを見つけたらそこを重点的に読んでいると思います。

一字一句読まなきゃと思っている人は自分がどんな情報が欲しいのかハッキリしていない可能性があります。

それだと例え活字全て読んだとしても「あれ?この本って結局何が書いてあったんだっけ?」となってしまうのがオチです。

まずは

  • 完璧主義を捨てて読み捨てる勇気を持つ
  • 目的をハッキリさせてから読む

これを意識するだけで読書スピードが遅い人でも早くスキミングできますし内容も頭に入ってくるんですよ。

読書スピードが遅い人のための『読書の目的』を見つける方法

読書スピードが遅い人のための『読書の目的』を見つける方法

とはいえ具体的にどうやったら読書が遅い人が早く読める様になる為に必要な目的を設定できるの?って思いますよね。

その方法は以下の通りです。

  • 表紙と裏表紙と帯を読む。
  • もくじをしっかり読む。
  • 「はじめに」と「おわりに」を読む。

なぜこれらをしっかり見るべきなのかというと
著者が読者に何を伝えたのか?という事が最も表れるのがこの部分だからです。

表紙と裏表紙と帯を読む

表紙や裏表紙や帯を見るとそこには読者の伝えたい内容がギュっと凝縮されています。
ここで大まかにその本のテーマを掴む事が出来ます。
ですので意外と重要だったりします。

「はじめに」と「おわりに」を読む

次に「はじめに」と「おわりに」を読みます。

本の「はじめに」「あとがき」は内容を理解するのにとても重要
・著者が伝えたい事=自分が知りたい事』なのかをチェックすることができる
・この本から何を学ぶ事ができるのかが明確になる
これを押さえておけば欲しい知識を明確化できるので知識が定着しやすくなり無駄読みも避けられます

このツイートの通り著者の伝えたい事を把握した上で本を読むと格段に定着度と読むスピードがあがります。

それを把握しやすいのがこの「はじめに」と「おわりに」です。

もくじを読む

そして最後に「目次」を読みましょう。
意外と呼び飛ばされてしまっていますがめちゃめちゃ重要です。

この段階まで来ていると著者が何を伝えたいのかなんとなく分かってきているかと思います。
あとは目次を見て自分の探している情報がありそうな所や気になった所を読みに行けばOKです。

この時も全部の活字を追う必要はないですよ。
自分が欲しいと思った情報をスキミングで拾い読みしていきましょう。

ここまで出来ればあとはこれを繰り返せば1日1冊読む事は全然可能です。
もちろん読書スピードが遅い人でも1冊の本を読み切る事ができる様になって重要箇所を頭に入れる事が出来ますよ。

こちらではさらに詳しく解説しています。

関連記事 【必ず覚える】速読のやり方を身に着けよう|準備で8割決まります

あとは読んだ内容をどんどんアウトプットすればOK

もちろん内容を理解しただけでは何も変わりませんからあとは発信するなり自分の生活や仕事に取り入れるなりしてどんどんアウトプットしていきましょう。

読書の最終目的はココですから読んだだけで満足しない様にしましょうね。

アウトプットの詳しい方法はこちらで解説しています。

関連記事 読書はアウトプットが全て|1冊の本から10倍以上の価値を手に入れる方法

読書時間を確保して遅さをカバーしよう

読書時間を確保して遅さをカバーしよう

読書スピードが遅いなら読む時間を増やすという方法でカバーする事もできます。

また、ある程度読書スピードが遅いという悩みを解決できても時間が無かったら読めないですからね。

なので以下の方法を試してみましょう。

スキマ時間で本を読む

ちょっとしたスキマ時間を見つけて読書をする習慣をつけてみましょう。
「10分じゃ何もできないしなぁ」と思っていたらいつまでたっても読書することは出来ません。
ちょっとしたスキマ時間も有効に活用することは割と大事なスキルです。

スキマ時間を活用するメリットは時間が限られている事です。
短時間という時間で限られていればダラダラ読みが減って集中して読書できるようになります。

たとえば以下の様な時間に本を開いてみましょう。

  • 電車の中や待ち時間。
  • 待ち合わせの時間までの数分。
  • 病院の待合室。
  • お風呂の中。
  • TVのCM中。

これらの時間に読書すれば遅さはカバーできますね。

外出先では本がかさばるという問題が出てきますがそれはKindle Unlimitedというスマホで本が読み放題のサービスを使えば解決します。

また、徒歩や車での移動中もオーディオブックを活用すれば耳で読書することができます。

オススメ記事 【無料体験しよう】オーディオブック大手2社の徹底比較

ちょっとしたスキマ時間に読書しようと決めておけばそれだけで効率がアップしますからぜひ遅いと悩む方こそ心がけましょう。

朝に本を読もう

また、朝の時間は誰にも邪魔されない貴重な読書タイムです。
この時間を有効活用しない手はないです。

しかも朝は目覚めたばかりで脳の疲れが回復している状態です。
そんな時に読書をすれば集中力や記憶力を存分に発揮して効率よく読書することができます。

よく早朝のカフェで読書しているビジネスマンの方を見かけますよね。
忙しい人こそ朝読書を始めてみましょう。

朝読書のメリットに関しては朝に読書する4つのメリット【朝に本を読まない理由が見当たらない】で詳しく解説しているので参考になるかと思います。

読書スピードを上げると得られるメリットとは?

自信がついて読書も楽しくなる

僕が読書し始めた当時はめちゃめちゃ読むのが遅くて250ページのビジネス書を1冊読むのに3日~4日はかかっていたかと思います。
学生の時は読書感想文も大っ嫌いでしたし正直読書ってシンドイと思ってました。

ですが今回ご紹介した方法を意識して読書していくと段々と早く読めてきているという感覚が出てきたんですよね。

そうすると心の中で「自分でもやればできるじゃん!」という感覚が湧いてきてそのうちそれが自信に繋がって行くんです。

そして自信が湧いてくると不思議な事に読書自体も楽しくなっちゃうんですよね。

なので読書が遅いと悩む人でもだんだんと改善していく事で自分の自信に繋がっていくというメリットが得られ、しかも読書が楽しくなるという恩恵まで得られるんですよね。

その自信は仕事や勉強、恋愛まで生活の様々な所に生きてきますよ。
そのおかげで僕もこうやってブログを書いている訳ですからね。

情報の処理速度が上がる

お伝えした通り読書スピードが遅い人が読む速度を上げるには自分の目的に合った欲しい情報だけ拾っていく事が重要です。

実はその様にいらない情報をどんどん切り捨てていき、自分の欲しい情報だけ拾っていく作業を繰り返す事によって自分の情報処理能力がどんどん上がっていきます。

情報処理能力が上がっていくと読書スピードの改善以外にも仕事が効率化できる人になることができたり余暇の時間が増えたりと読書の場面以外でも役に立つというメリットが得られます。

効率よく本の内容を覚えられるようになる

よく1回読んでも本の内容を忘れちゃうって人多いですよね。
なぜ忘れてしまうのかというと単純にその情報に触れている回数が少ないからなんですよね。

事実として読書の内容を頭に入れる為には複数回読むのは必須です。

関連記事 【簡単】本の内容を忘れてしまう人の対策法|シンプルに解決できます

読書のスピードが上がれば何度も覚えたい情報に触れる機会が作れますからそれだけ効率よく本の内容を覚える事ができるというメリットを受けられます。

資格試験や受験などの勉強にも有利になる

読書スピードを上げると情報処理能力が上がったり内容を効率よく覚えられるようになるのであれば資格試験や受験などの勉強の際にも十分役立ちます。

勉強って限られた時間でどれだけの効率を叩き出すかが重要ですよね。
でも読書で日頃から訓練していれば資格試験や受験勉強など重要な場面でも有利になります。

読書が遅いと悩む人が頑張って早く読めるようになるとこんなメリットもあるんですよ。

本屋へ行くのが楽しくなる

読書スピードが上がると本屋へ行くのが楽しくなります。

なぜかというと読書スピードが速いおかげで色々な本を手に取って楽しむことができるようになるからです。

色んな本に触れると新しい発見があったり知らない情報が知れたりします。
そうするとさらに楽しくなるというプラスの連鎖が始まります。

その中で面白い本があったら購入して家で繰り返し読むという事もできる訳ですから選書の技術も勝手に磨かれます。

読書スピードを上げるとこんなにも良いメリットがあるんですよ。

結論|読書スピードが遅いと悩む人でもシンプルな方法で速く読めるようになります

結論|読書スピードが遅いと悩む人でもシンプルな方法で速く読めるようになります

今回ご紹介した方法を使えば割とカンタンに読書スピードが遅いと悩む人でもシンプルな方法で速く読めるようになります。

今回の記事であなたにお伝えしたかったことはこの3つです。

  • 別に読書スピードが遅いと悩む必要はないですよ。
  • 遅くても内容が頭に入ってくればOKです。
  • それでも速く読めるようになりたかったら拾い読みをしよう(スキミング)

これを意識するだけで読書の質はめっちゃ上がります。

どうしても本を読み飛ばすのがもったいないという人はKindle Unlimitedという電子書籍が読み放題のサービスを導入してみると良いかもしれません。

30日は無料で体験できるので気に入らなかったら退会すれば一切お金はかからないので安心です。

お寿司屋さんで好きなネタが食べ放題だけど気に入らなかったらお金払わなくてもOKみたいなモンですよね。

オススメ記事 『Kindle Unlimited』の感想&口コミ|年間200冊の読書家が解説

僕はこのKindle Unlimitedで速く読むコツを覚えました。
参考までに。

また、読書の遅さはスキマ時間に読んだり朝一番に読む事でもカバーできます。
ご自身の生活リズムと相談しぜひ新しい読書タイムを作ってみて下さい。

以上で本記事は終わりです。

読書スピードが遅くて悩んでいる方は本記事を参考にして読書ライフに役立てて下さいね。

オススメ記事 【無料体験しよう】オーディオブック大手2社の徹底比較

参考文献はコチラ

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