夜の寝る前に読書をする2つメリット【精神科医やビルゲイツに学ぶ】

【ビルゲイツも実践】寝る前に読書をする大きなメリットとは?

あなたは寝る前の習慣としてどんな事をしていますか?

  • スマホでSNSチェックやyoutubeを見る。
  • TVを見たり映画を見る。

という人って結構いるのではないでしょうか?

ですが実は寝る前に読書をするとめちゃめちゃ大きな効果を得られるんです。

あのビルゲイツも就寝前には必ず読書の時間を1時間確保するという事をシアトル・タイムズ紙で話していましたし
精神科医である樺沢紫苑氏も推奨しています。

世界的に大成功を収めた人物や精神科医のお医者さんが言っているのであれば寝る前の読書をやってみようかなと思いますよね。

そこで今回は寝る前に読書をすると得られる嬉しいメリットについて解説していきます。

この記事を読めば

  • どんな効果が期待できるのか?
  • 科学的根拠を元にした読書を習慣化する方法

が理解できます。

寝る前の1時間・・・いや、30分でも読書に時間を割きたいと思ってもらえたら幸いです。

寝る前に読書をすることで睡眠の質がアップ

寝る前に読書をすることで睡眠の質がアップ

結論から言うと寝る前に読書をすることで睡眠の質が上がりしかも自然と眠れることができるようになってきます。

あなたは早く寝なきゃと焦ると余計に寝れなくなる経験ってないですか?
明日は大事な仕事があって早く寝ないといけないのにそれを考えてたらいつの間にか1時間経ってたみたいな事ってありますよね。

だから睡眠への義務感って絶対ダメなんですよね。

でも読書をすると自然と快眠が促せるのでそんな悩みも消し飛びます。

実際にリヴァプール大学のジョージ・ビリントン氏が行った4000人以上の成人を対象とした調査で

読書週間がある人のうち43%の人が「読書のおかげで睡眠の質が上がっている」と答えた。

Reading Between the Lines: the Benefits of Reading for Pleasure

との事。

ですからやはり読書と睡眠の質と言うのは深い関係があるんです。

なぜ寝る前に読書すると睡眠の質が上がるのか?

読書をすることでストレス解消効果が得られます。
ストレスを和らげる事によってリラックスすることができる為、快眠に繋がるという事です。

これはイギリスのロンドンにあるサセックス大学マインドラボのデヴィット・ルイス=ホジソン博士の研究で明らかになっています。

被験者にストレスを与えその後6分間の間、様々な方法を試してもらいました。その結果ストレスレベルの下がった割合が音楽鑑賞61%、コーヒーを飲む54%、散歩をする42%、ゲームをする21%の軽減効果を見せた中で読書はなんと68%ものストレス解消効果があった。

出典:TELEGRAPH.CO.UK-「Reading ‘can help reduce stress’」

つまりたった6分だけでも読書をするだけで68%ものストレス解消効果があったという事です。

ですから寝る前の6分だけでも読書に時間を割いた方がストレス解消やリラックス効果が得られて睡眠の質が上がって行くんですよ。

なや美

でもなんでストレスが和らいでリラックスすると快眠につながるの?

って思いますよね。

なぜ読書をするとストレスが軽減され快眠に繋がるのかと言うと
日々のストレスや眠れないというストレス、明日の事が気になって仕方ないという雑念が読書をすることによって忘れられるからです。

脳はこの様なストレスを感じると不安や恐怖といった感情を司る偏桃体という部分が活性化してしまいます。

ですが読書をすると登場人物の感情を疑似体験できるので自分の現実の感情を意識から遠ざける事ができるようになり偏桃体の活動が収まっていくからなんです。

だから寝る前の読書にはストレス解消効果やリラックス効果があり快眠を促してくれるんですね。

関連記事 なぜ読書は最強のストレス解消法なのか?科学的に解説します。

【初心者でもOK】ベッドの中で読みたいオススメ本

寝る前に読む本は特に正解がある訳ではないので自分の興味のある本でOKです。

自己啓発、恋愛小説、ミステリー、ライトノベル、ファンタジーなんでも良いので好きなジャンルの本を読みましょう。

ホラーなどの刺激的な本は目が冴えてしまうかもしれないので避けた方がいいかもです。
また、kindleなどの電子書籍もブルーライトのせいで脳が覚醒してしまうのでNGです。

何を読めばいいのか分からない人は以下の本がオススメです。

この辺りが初心者にも読みやすくて心がほっこりするのでオススメですね。

一番大事なのは読書を楽しむ事です。
好きでもない本を無理やり読んでも逆にストレスが溜まってしまいますからね。

本の内容を覚えたいなら就寝前が最も効果的

本の内容を覚えたいなら就寝前が最も効果的

寝る前の読書にはリラックスして快眠を促す以外にも『本の内容を覚えるのに最適なゴールデンタイム』といったメリットもあります。

  • 本を読んでも内容が覚えられないんだよな。
  • 効率よく本から知識を吸収したいな。

と言う人は寝る前の読書の時間を大事にしましょう。

この時間に読書するかしないかで効率が大きく変わってきます。

寝る前の読書で効率的に内容が覚えられる理由

なぜ寝る前に読書をすると本の内容を効率よく覚えられるのかと言うと睡眠中の脳が『情報の整理』と『記憶の定着』という2つの作業を行ってくれるからなんです。

  • 【レム睡眠】記憶を定着させてくれる時間
  • 【ノンレム睡眠】記憶を整理して繋ぎ合わせる時間

もうちょっと掘り下げて説明すると
人間が寝ている間にその日に入った情報を『必要な物』『必要ではない物』に分けて必要と判断された物だけが記憶として定着していくという事です。

カンタンに例えると部屋の中がごちゃごちゃしていても寝ている間にいる物いらない物が分別されて必要な物だけしまっておいてくれるみたいなものです。

寝る前に読書をすることで脳は『これは必要な記憶だ』と判断してくれるようになり記憶の定着がしやすくなるんです。

さらに読書の内容を効率よく覚えたい人は【簡単】本の内容を忘れてしまう人の対策法|シンプルに解決できますという記事が参考になります。

そして寝る前インプットを最大化したい人はなぜ暗記系の勉強は寝る前にした方が良いの?|具体的な暗記法も解説と言う記事を見ると理解が深まります。

寝る前の読書で注意して欲しい絶対的ルール

ただ、注意点として読書をしたら余計な事はせずにそのまま寝てしまわないと効果が薄くなってしまいます。

せっかく読書をしたのにスマホをいじったりTVを見たりすると余計な情報が入って来てしまうからです。

寝る前の読書をする前にSNSなどのチェックすべきことは先にチェックしてから『後は本読んで寝るだけ』という状況を作ってから読書を始めましょう。

そうすれば効率的に頭の中に知識を吸収することができるようになりますよ。

寝る前の読書にオススメのライト

寝る前の読書にオススメのライト

寝る前は暖色系のオレンジっぽい色のライト1択

ライトの種類は昼白色、昼光色、電球色など様々な種類がありますが寝る前の読書は暖色系の電球色1択です。

昼白色、昼光色は白っぽい光なので脳を覚醒させてしまったり睡眠の質に関わるメラトニンの生成を抑えてしまったりなどのデメリットがあります。

オレンジっぽい暖色系の電球色であればリラックス効果を得られますし睡眠の質を下げる事もありません。

スタンド型、クリップ型、肩掛け型などお好みのライトで読書しよう

寝る前の読書に役立つ照明はスタンド型、クリップ型、首掛け型など色々なタイプがあります。

ご自身の読書スタイルに合わせて選んでみて下さい。

【スタンド型】

【クリップ型】

【首掛け型】

首掛け型は暖色系の商品があまりないですね。
素直にスタンド型かクリップ型がいいかもです。

寝る前の読書を習慣化する方法

寝る前の読書を習慣化する方法

そうは言っても寝る前の読書って難しくない?
疲れてて読書どころじゃないんだけど・・・。

って思う人もいるかと思います。
確かに疲れているのに寝る前に読書かよ・・・。って思うのも無理はないと思います。

ですが習慣化することでご飯を食べたら歯を磨くかのごとく自然とできるようになってきます。

実は人間の全ての行動の45%が習慣的な行動で構成されていると言います。
ですから習慣化さえしてしまえば自分をコントロールする事もカンタンになります。

そこで僕が実際に読書習慣を付けた方法を簡潔にご紹介していきます。

6分だけでも良いから毎日読もう

結論から言うと6分だけでも良いので寝る前に読書をすることを心がけましょう。

6分という時間設定は上記でご紹介したストレス解消に効果があった読書の時間です。

なぜそんなに少しの時間でも良いのかと言うと習慣化は『毎日すこしずつやる』というのは基本中の基本だからです。
無理した所で見えるのは挫折と本が嫌いになる未来です。

僕が読書習慣を作って年間200冊も読めるようになったのは実は『小さな習慣』と言う本に「ちょっとでいいから毎日継続しよう」みたいな事が書いてあったからなんです。

関連記事 習慣化を成功させる超絶シンプルな方法|科学的に徹底解説

おかげで今は立派な読書ブロガーです。

ですからまずは『寝る前の6分だけ読書するのを毎日やる』という事を意識してみましょう。

読書の習慣化についてさらに詳しくはぐうたら人間が読書習慣を作った7つの方法【1日5分からでOK】で解説しています。

毎日ベッドで同じ時間に読書をする

もう一つ習慣を作るのに大事なのは『時間』と『場所』です。
毎日同じ状況で読書をすればそれがやがて習慣に繋がって行くんです。

習慣の特徴として同じ時間や同じ場所で同じことをするという性質があります。
ですから読書もパターン化してしまえば自動的に読めるようになるという事なんです。

具体的には『夜23時になったらSNSをチェックした後にベッドに入って読書する』みたいな感じでOK。

これを毎日繰り返しましょう。

とりあえず66日は継続しよう

習慣化と言うのは1日や2日で出来るのもではありません。
そんなにカンタンにできたら誰も苦労はしないですからね。

なや美

じゃあどれくらいかかるの?

という疑問に答えるのであればズバリ【平均で66日】です。

これはヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ソーシャル・サイコロジー誌に2009年に掲載されたロンドン大学の研究で判明しています。

参考:How are habits formed: Modelling habit formation in the real world

まとめると

  • 毎日6分でもいいから読む。
  • 同じ場所で同じ時間に読む。
  • それを66日継続する。

基本これだけでOKです。

もしどうしても疲れてて6分でも無理!!
というのであれば目をつぶっていても本が読めるオーディオブックという耳で聞く読書がオススメです。

関連記事 【30日間無料】プロの朗読が聞けるオススメアプリ|小説&話題書など

結論|寝る前に読書をするメリットは大きいので習慣化しよう

結論|寝る前に読書をするメリットは大きいので習慣化しよう

本記事でお伝えしたかったことは『寝る前に読書をするメリットは大きいので習慣化しよう』ということです。

あの世界的富豪であるビルゲイツ氏も寝る前の読書を大事にしていたのですから僕らも吸収できる所は吸収すべきかなと思います。

寝る前の読書についてまとめるとこんな感じ。

  • 快眠を促して睡眠の質も上がる。
  • ストレス解消やリラックス効果が期待できる。
  • 読書の内容がしっかり覚えられる。

もちろんスマホをみたりyoutubeを見たりするのも貴重なリフレッシュの時間ですからたくさん楽しみましょう。

ですが少しの時間でOKです。
誰にも邪魔されない貴重な時間ですから
寝る前に読書をする時間もぜひ作ってみて下さい。

こちらの毎日読書して実感した8つの効果|驚きの結果になった件を見て頂くと寝る前以外でも読書をすべきメリットが分かります。

>>他の『読書カテゴリー』の記事を見にいく。

以上
寝る前に読書をする大きなメリットとは? 【ビルゲイツも実践】
でした。

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