あなたは勉強中にどんな姿勢をしていますか?
そして勉強の集中力や効率を高める為の正しい座り方を知っていますか?
実は勉強する際に悪い姿勢で勉強してしまうと
- 頭の回転が悪くなる。
- 首や肩のコリの原因になってしまう。
- 頭や目が疲れてしまう。
- 勉強のモチベーションが下がる。
など勉強への集中力や効率に悪い影響を与えてしまいます。
なぜなら集中力を司る前頭葉に血流が上手に流れていくことができず勉強する為のエネルギーが足りなくなってしまうからです。
そうなると勉強をする事はできなくなってしまいますから周りと差をつけられたり受験や資格取得もできなくなってしまうかもしれません。
そんなのって嫌じゃないですか?
そこで今回は勉強中の正しい姿勢について解説していきます。
ぜひあなたの勉強にお役立て下さいね。
勉強中は正しい姿勢で座る事がめちゃめちゃ重要です。
なぜなら人間が勉強をする時は脳が血液から大量の酸素やエネルギーを吸収しなければならないからです。
脳は体に占める大きさはわずか2%にも関わらず常時全血液の15%ほどが集まっています。
ですからそれだけ脳はエネルギーを必要としているんです。
つまりジョギングで鼓動を高め全身に酸素やエネルギーを送るかのように勉強するときも脳に酸素やエネルギーを効率よく送る必要があります。
姿勢を良くすれば呼吸が自然と深くなり脳にたくさん酸素を送り届ける事が出来るので勉強中の姿勢ってすごく大事なんです。
実際に正しい体勢で勉強をすることにより血流が良くなり集中力がアップしたり頭の回転が良くなったりするなどパフォーマンスが大きく向上するのは科学的に証明されています。
実際に日本カイロプラクティック徒手医学会誌に掲載された論文によると
中学生、高専生いずれにおいても姿勢が良いと計算成績の結果が良くなるという結果が得られた(~中略~)正解数の伸び率の平均値は7.7%で回答数の伸び率の平均値は7.5%であった。
日本カイロプラクティック徒手医学会誌PDF
との事です。
では酸素やエネルギーを送り続ける勉強する時の正しい姿勢とはどういった姿勢なのでしょうか?
勉強中に脳にエネルギーを送るために気をつけたい姿勢には5つポイントがあります。
- 顔を前に出さずにあごを引き頭を首の上に乗せるイメージを持つ。
- イスに深く座りお尻を深く後ろに引き腰を直角にして骨盤の上に上半身をまっすぐ乗せるイメージ。
- 両膝をくっつける。
- 足の裏を床にベタっとつける。
- リラックスする。
この5つを意識して座ってみましょう。
このような姿勢で座る事でコリや目の疲れもなくなり上手に血流が前頭葉まで行きわたりエネルギーを供給しつつ集中力を保つことが出来るようになります。
姿勢を良くするだけで成績が上がるのであれば最初は大変かもしれませんがやる価値アリですね。
くれぐれも足を組んだり身体が斜めになっていたり猫背になってしまったりしてはいけませんよ。
なや美
でもさ、姿勢ばっかり意識してたら勉強に集中できなくて逆効果にならない?
そうですよね。
座る姿勢を意識しすぎて本来の目的である勉強に集中する事が疎かになってしまったら本末転倒ですよね。
そんな時の解決法をご紹介します。
自分の姿勢ばかり気にしていたら勉強することは出来ませんから定期的に自分の姿勢をチェックする事をオススメします。
タイマーなどを活用して15分置きに自分の姿勢をチェックしてみましょう。
スマホのタイマー機能でも良いのですがスマホを気にしてしまうとついついSNSを見たりゲームをしてしまって集中力が下がるのでタイマー機能のみのツールを使うのがベストです。
タイマーが鳴った瞬間自分の姿勢を確認して「あっ足を組んでいたな」「あっ猫背になっていたな」など悪い所に気づいてそれを徐々に修正していくんです。
最初は正しい姿勢を維持するのが大変かもしれませんが数分置きにチェックしてその都度直していくことで自分の習慣としてだんだん定着してきます。
僕も昔は読書中やブログ執筆中についつい猫背になってしまったり足を組んでしまったりなど変なクセがありました。
でも数分おきにチェックする様にしてからはだんだんとそんな変なクセは直っていきました。
ですからあなたも定期的にアラームなどを活用して自分の姿勢をチェックする習慣をつける事をオススメします。
アラームは姿勢チェック以外にも集中力を上げるなどの用途にも使えるので勉強のお供にしたいオススメのタイマーと効率UPタイマー活用法という記事を合わせて参考にすると理解が深まります。
なや美
それが面倒という人は姿勢に関する便利グッズを使っても良いかもしれませんよ。
ただし姿勢の良くなるイスはちょっとお高いしコスパ悪いのでこれくらいのアイテムが良いかなと思います。
正しい姿勢は集中力を上げてくれるだけでなく勉強のやる気も高めてくれる効果があります。
背筋をしっかり伸ばし正しい姿勢で勉強することで勉強に対する前向きな気持ちが湧いてくるんです。
実際にニュージーランドの大学が行った実験によると
背筋を伸ばしまたまま人前でスピーチを行った被験者は血圧や心拍数が下がり話の内容もポジティブなものに変わった。
週40時間の自由をつくる超時間術
との事です。
姿勢を正すだけでポジティブな気持ちになれるのであればやってみる価値はありですよね。
机の前に座ったは良いものの勉強のやる気が出ないという人は姿勢が悪いからかも知れません。
まずは背筋を伸ばし正しい姿勢になることを意識してみてはいかがでしょうか?
いくら姿勢に気をつけていたとしてもやはり集中力はだんだんと低下してきてしまいます。
ですから定期的に椅子から立ち上がりコーヒーを入れに行ったりストレッチをしたり軽い散歩へ行ったりと軽い運動をしましょう。
実はふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれ血液を循環させ脳にエネルギーを運ぶ為に重要な役割も持っています。
ですから時々は立ち上がり軽い運動をして低下してきた集中力をリセットさせてから再度机に正しい姿勢で向かいましょう。
姿勢に気を付けるだけで勉強によるコリや疲れや頭の回転の低下を解決するだけでなく集中力が上がりモチベーションまで上がるのであればやるしかないですよね。
ぜひ正しい姿勢で勉強に取り組みましょうね。
勉強中にとっている姿勢はそのまま勉強に対する姿勢と同じです。
勉強を軽視してぐうたらした姿勢でやっていればそれだけの結果しか得られませんし将来もぐうたらしてしまうでしょう。
でも今しっかりとした姿勢で勉強に向き合えばしっかりした結果が得られますし将来もしっかりした未来に変わります。
だから姿勢を正して勉強することが勉強に対する真摯な姿勢であり将来に対する真剣な姿勢の原点なんです。
ぜひ今回の記事を参考に姿勢について考えてもし自分に悪いクセがあったら直していきましょう。
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以上
勉強中の正しい座り方の姿勢5つのポイント|ダメな座り方してない?
でした。
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