勉強を頑張りたいあなたは1日のスケジュールを立てる際、どうやったら効率的に過ごせるんだろうと悩んでいませんか?
- なんだか机に向かって集中できないときが多い。
- ちょっと難しい問題になると集中力が切れる。
- 暗記系の科目が覚えられなくて絶望。
- 1日のスケジュールをどうしたらいいのか分からない。
など勉強に対して悩んでいる人っていると思います。
ですがそれはもしかしたら学習する順番を変えるだけで解決できるかもしれません。
同じ時間内で同じ量をこなしても勉強する順番を間違えただけで効率が落ちてしまったら試験にも落ちるかもしれないし成績も下がるかもしれないリスクがあるなどすっごくもったいないです。
ですから1日の勉強スケジュールを正しく作るってかなり大事なんです。
そこで本記事では『効率的に勉強できる1日のスケジュールの立て方』について解説していきます。
時間は有限ですから貴重な学習時間をできるだけ無駄にしたくはないですよね?
今回の記事を参考にご自身の1日の勉強スケジュールを見直してみましょう。
結論から言うと効率的に勉強できるスケジュールの立て方の基本とは
【午前】ひらめきや論理的思考を必要とする勉強→【夜】暗記系の勉強
これさえ守って貰えればOKです。
数学や物理、など論理的思考やひらめきが必要となる勉強に関しては朝または午前中に行いましょう。
論理的思考やひらめきが必要なものの一例
- 数学や物理の計算問題や証明問題等
- 国語の長文読解、論述問題等
- 英語の文献を読む
・・・など
なぜかというと論理的思考やひらめきが必要な科目は脳が疲弊していると効率よくできないです。
しかし、朝は睡眠を取った後なので脳が最も元気な時間帯です。
ですからその時間に論理的思考を必要とする科目をやった方が効率的に学習をすることができるようになるんです。
また、朝は睡眠の効果によって頭の中が整理されている状態の為、思考回路がクリアになっており頭の回転も増しています。
さらに、朝起きてから3時間は脳のゴールデンタイムと言われており最も集中力が高くなる時間帯です。
ですからスケジュールを立てる際にはこの朝や午前中の時間を有意義に使わない手はないんです。
ところであなたもこんな話は聞いた事無いですか?
- 成功者やエリートの人たちは朝早く起きて自己投資している。
- 優秀な社会人は仕事前に平日の朝にカフェで集まって読書会を開催している。
など優秀な人たちは朝の時間をとても大事にしているんです。
有名な方で言えばAppleのCEOティム・クック氏やAmazon創業者であるジェフ・ベゾス氏も早起きとして知られています。
確かに朝は眠いので「少しでも長く布団にいたい」という気持ちも分かります。
ですが朝の時間は貴重な脳のゴールデンタイムです。
ですからあなたも朝の貴重なゴールデンタイムには論理的思考やひらめきが必要な科目に挑戦してみて下さい。
それだけでも同じ勉強量をこなしても圧倒的差がついてきますよ。
どうしても朝が苦手と言う人は前日に早く寝たり朝起きたら散歩をして朝日を浴びたりシャワーを浴びたりして交感神経のスイッチをONにしてしまいましょう。
ぜひ1日のスケジュールの前半に論理的思考やひらめきを必用とする科目を持ってくるように意識してみましょう。
逆に英単語、漢字、慣用句、歴史の年号、地理など暗記系の勉強は夜に行った方が効率が良いです。
なぜかというと睡眠は記憶を定着させる重要な時間だからです。
記憶を司る海馬は人間が寝ているときに大事な記憶とそうでない記憶をふるいにかけて仕分けています。
そして寝る前であればあるほど脳はその記憶を大事な記憶だと思って長期記憶として残してくれるようになるんです。
実際に医学部や法学部の学生は寝る前に暗記系の学習をしている人がほとんどだそうです。
ですからあなたも覚えたい物ほど寝る前にすることをお勧めします。
1日のスケジュールを立てる際は暗記系は夜にやる事を意識しましょう。
こちらで暗記系の勉強について詳しく解説しています。
関連記事 なぜ暗記系の勉強は寝る前にした方が良いの?|具体的な暗記法も解説
7時間の質の良い睡眠を取れば寝る前に暗記した内容も覚えられるし、次の日の朝も頭がクリアになっているので論理的思考やひらめきが生まれやすくなり勉強がはかどるという良いサイクルが生まれます。
イメージとしてはこんな感じ。
こんな感じで学習のスケジュールのサイクルをぐるぐる回していけば効率はアップします。
ここで強調しておきたいのは『質の良い睡眠』です。
頭に知識を入れる為には睡眠はなくてはならないものです。
関連記事 勉強に集中できる人は睡眠上手【適切な睡眠時間は7時間という真実】
しっかりと7時間の質の良い睡眠を意識して
『論理的思考やひらめきを要する勉強』→『暗記系』→『良質な睡眠』→『論理的思考やひらめきを要する勉強』
をぐるぐる回していきましょう。
ここで上記のポイントを踏まえて勉強を効率を最大化する具体的な一日のスケジュールを考えてみましょう。
以下のスケジュールの図はあくまでも例として参考にしてご自身の生活リズムに合う様に工夫してみて下さい。
できるだけ簡潔にしたかったので食事や通学時間、その他等は省いています。
コチラを見て分かる様に
- 睡眠は7時間を確保。
- 朝に論理的思考、ひらめき系の勉強を充てる。
- 夜寝る前は暗記系の科目をする。
というポイントを押さえています。
夕方に関しては今日学んだことの復習をすることをオススメします。
復習をするかしないかで圧倒的に記憶の定着に差が生まれます。
学校の授業が終わったら必ず復習をする習慣を付けましょう。
参考記事 勉強を覚える効率の良い復習のタイミングとは?2度と忘れない学習法
そしてリラックスタイムには食事をしてから息抜きをしましょう。
食後のお腹いっぱいの状態では学習がはかどらないのでその時に思いっきりリラックスしてしまうのが効率的です。
休日も基本は平日と一緒で午前中に論理的思考やひらめきを要する科目を行い、夜は暗記系の科目を行いましょう。
気を付けて欲しいのは休日はついついダラダラしてしまいがちな事です。
ダラダラして気づいたら夕方だったなんて事になったら勉強のモチベーションも下がってしまいますよね?
ですから休日の朝の10分を使ってその日1日のスケジュールを立てましょう。
- 起きたら何時までどの科目をするのか?
- 何時からゲームしたり友達と遊びに行くのか?
- 夜は何を覚えるのか?
- 何時に寝るのか?
など
そうすることでなんとなく1日をダラダラ過ごしてしまったなんて事もなくなります。
せっかくの休日ですから朝にしっかりスケジュールを立てて全力で勉強して全力で遊んで後悔しない休みの日にしましょう。
こちらでは僕の1日のスケジュールを公開しています。
参考にしてください。
参考記事 【自己投資】人生を豊かにする為に最高の1日にするスケジュール作り【時間の効率化】
今までの自分のスケジュールと比べてどうでしたか?
【午前】ひらめきや論理的思考を必要とする勉強→【夜】暗記系の勉強
を意識して自分の生活リズムに合わせて1日のスケジュールを組んでみて下さい。
たった1日スケジュール通りに生活しても効果は実感できないかもしれません。
しかしそれを毎日継続することで習慣になり勝手に成績が伸びたり受験に受かったりできるようになっていくんです。
まずは毎日少しずつで良いです。
朝の15分だけでも、夜の寝る前の15分だけでも良いので今回ご紹介したポイントを押さえてスケジュールを組んだり学習してみましょう。
そうすればやがて学習を効率的にできる様になっていき成績も伸びていきます。
コチラも参考にすると学習の効率がアップします。
合わせてご覧ください。
合わせて読みたい記事:なぜ運動すれば勉強もデキるようになるの?【3つの理由と関係性】
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『自分を操る超集中力』は絵や太字が多くあり読書初心者でも読みやすく科学的根拠に乗っ取って解説されているため学生ならぜひ読んでおきたい1冊。
机に集中できないという悩みがある方にオススメです。
スケジュールを組む際にも参考になります。
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以上
効率的にできる1日のスケジュールの立て方
でした。
他にも科学的に証明された勉強法などをご紹介しています。
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