あなたは読書に関してこんな悩みや疑問ってないですか?
- 自分に合った本をどうやって見つければいいのか分からない。
- もし買った本がハズレで失敗しちゃったらどうしよう。
- 本の選び方のコツってあるのかな?
と思っていませんか?
やっぱり自分の身銭を切って本を買う訳ですからできるだけ失敗したくないですよね。
総務省統計局によると平成29年に出版された書籍はなんと75,412冊との事。
それだけの数が出版されていれば当然良い本もあれば悪い本もある訳です。
そんな大量に出版されている本の中から自分に合った本を選び出すのってかなり難しいんです。
僕は年間およそ200冊以上は本を読むのですがその中にはダメ本を掴まされたり難しすぎて良く分からなかった本を買ってしまうなど失敗を数々としてきました。
ですが色々な失敗を重ねてきたからこそ良い本の選び方だったり見極め方も養えたのも事実です。
そこで今回は僕が失敗から学んだ
- 読書初心者でも失敗しない本の選び方
- 実際に良い本を選び出す方法
について解説していきます。
この記事を読めば本の選び方をマスターできるようになり失敗しない達人になることができます。
ぜひ最後までご覧くださいね。
最初に失敗しない本の正しい選び方を5つご紹介していきます。
本を買う前に以下のポイントをしっかりと抑えて読書を楽しみましょう。
- 簡単な本を選ぶ。
- 興味のある本を選ぶ。
- 『教養系』よりも『体験系』の本を選ぶ。
- 身近なテーマの本を選ぶ。
- 評判の良い本を選ぶ。
以下で詳しく解説していきます。
まず正しい本の選び方の第一として簡単な本を選ぶことをオススメします。
よく読書初心者の人にありがちなのが
なや美
と意気込むパターンです。
難しい本を読んで勉強を頑張るという意気込みは素晴らしいのですがだいたいは難しすぎて第1章か第2章で挫折するというのがオチです。
僕もこの失敗を経験していますから気持ちは良く分かります。
ですがほぼほぼ続かないのでまずは簡単な基礎の本から読んだ方が良いんです。
簡単な本とは具体的には
- 難しい言葉や専門用語等がなくて簡単な表現で分かりやすく書かれている本。
- 図表や絵が多い本。
- 重要な部分が太字になっていたりマーカーが引いてある本。
こんな感じの本をおススメします。
実は図表や絵なども交えて簡単で分かりやすく表現することは作者や編集者の腕の見せ所だったりします。
ですから難しい事を簡単で分かりやすく解説されている本は良著の可能性が高いんです。
挫折の原因や本嫌いにならない為にも、まずは簡単な本から選んで挑戦するという方法は非常にオススメです。
興味が湧かない本を無理やり読んでも挫折の原因になったりするだけなのでやめましょう。
「ベストセラーだから」「なんとなくタイトルに惹かれて」みたいな理由で本を買っても本当に自分に興味のある話じゃないと読書って続かないんです。
トレンドの本に手を出すのは後からでも全然OKです。
まずは『読書って楽しいんだ』という感覚を掴むためにも自分の興味のあるジャンルの本を中心に本を選びましょう。
読書において重要な要素として『自分の仕事や生活に生かす』という事が挙げられるかと思います。
自分の仕事や生活に生かしたいのであれば教養系の本よりも体験系の本を選んだ方が圧倒的に有益です。
教養系の本とは実践的な内容と言うよりも理論を中心に書かれている本です。
一方で体験系の本は著者が実際に経験したことを元にアドバイスをしてくれる形の内容だったり科学的根拠を元に再現性のある方法で具体的な解決方法をアドバイスしてくれたりする本の事です。
ですから教養系の本よりも体験系の本を選んだ方が即戦力として役に立ってくれます。
まずは著者の経歴などを見てからその本の内容が体験系の本である事を確認してから買うようにしましょう。
自分にとって身近なテーマであればあるほど人は真剣に本を読む様になります。
自分に関係のない話を聞いていてもなにも興味が湧かないしつまらないですよね?
でも毎日使っている電子レンジが壊れたらそれを直す為に普段気にもしないし見たこともない説明書を真剣に読むと思います。
ですから自分の身近なテーマで自分の悩みや問題を解決するようなテーマの本を選んだ方が興味を持って本を読めるようになります。
例えば
なや美
どうしたらいいんだろう?
という悩みや疑問があったら実際にビジネスマンがやっている時短法やタイムマネジメントの本を選べは良い訳です。
最初のうちはこういった『自分事として読める本』を選択するといった選び方がオススメです。
本選びの方法について慣れていなかったり分からなかったりする内は評判の良い本を選んでみると安心です。
評判の良い本とは
- ベストセラー本を選ぶ
- Amazonの口コミ欄の評価&レビューを見て選ぶ
- 古典を選ぶ
- 何度も重版されている本を選ぶ
などすると見つかりやすいです。
ベストセラー本はいわずもがな、評判だから売れている訳ですよね。
Amazonの口コミ欄の評価&レビューを見て選ぶのも一目でその本の評判が分かるのでオススメです。
そして実は意外かもしれませんが古典もオススメです。
古典が昔に書かれている本にも関わらず今でも読み継がれているのは
・「内容が素晴らしいから」
・「いつの時代も変わらない不変の事実が書かれているから」
・「多くの人に共感されているから」
という理由で現代でも読まれている訳です。
中には『人を動かす』や『君たちはどう生きるか』などの何度も重版されていたり映画やマンガ化としてリメイクされているものもあります。
このような選び方をすると失敗はかなり少なくなるはずです。
僕はビジネス書や自己啓発本で何度もハズレ本を引き失敗しました。
ですからこれらのジャンルが個人的に一番難しいと思っています。
- 全然具体例に触れずに精神論ばかり唱えている本
- 科学的根拠のない著者の偏見の入った方法論の本
- 昔売れた本の焼き回し本(コピペ本)
などハズレ本の特徴を上げるとキリがないです。
ですがビジネス書や自己啓発本も選び方を間違えなければきちんと自分に合った本に巡り合えます。
まずは表紙を見て本のタイトルを確認しましょう。
本のタイトルはその本の内容を1文で表したものですからタイトルを見ただけでこの本がどんな内容なのか分かります。
ただし、タイトルは売る為に作られているので目を引くようなキャッチーな言葉で書かれています。
なのでそこまで過信しないようにしましょう。
大事なのは帯の方です。
帯の表と裏を確認するとその本の内容が簡潔に書かれています。
そこで自分の心の琴線に触れる何かがあれば次は著者のプロフィールを見に行きましょう。
どの本もだいたい背表紙に著者のプロフィールが書いてあることが多いです。
ここで自分が知りたい事の専門の人なのか?権威ある人なのか?信頼できそうか?という事をチェックしておきましょう。
次にもくじをみてこれらの要素を満たしているかチェックしましょう。
- 欲しい情報が半分以上あるか?
- 『快眠を促す5つの習慣』など具体的な解説が書かれていそうか?
「はじめに」を見るとその本がどんな本なのか大まかに理解できます。
- 内容は著者の偏見が入っていないきちんとした根拠のある本なのか?
- 自分が欲しい情報と合致しているか?
を確認しましょう。
そして実際に本文を見て自分のレベルに合っている本なのか難易度をチェックしましょう。
ここまで来て特に問題なく自分に合っていると思ったら買いです。
小説にはジャンルごとに文学賞があるのでそれを参考にすると選ぶ際に非常に役に立ちます。
- 直木賞→大衆小説
- 芥川賞→純文学
- 江戸川乱歩賞→推理小説
- 新潮ミステリー大賞→ミステリー小説
- 本屋大賞→書店員のオススメ小説
など色々な賞があるのでお気に入りのジャンルの賞をチェックしましょう。
書店の本棚は各出版社やジャンルごとに分かれていたりやあいうえお順にきちんと整理されていますが実は左側に置いてある小説の方が人気で面白い小説である事が多いです。
なぜかというと人間は物を見る時は左上から右下に視線を移す生き物なのでオススメの本は左に置いてあることが多いのです。
ツイッターのハッシュタグ「#小説」などで検索して見ると同じ小説好きの人たちが「〇〇が面白かった」「△△は買って損した」みたいな感想がかなり多く見つかります。
ツイッターは誰でも気軽に投稿できるので率直な意見や感想が多く見つかるので小説選びの参考になります。
「ビブリオバトル」って聞きなれない言葉ですよね。
このビブリオバトルとは立命館大学情報理工学部の谷口忠大教授によって生み出された新しいスタイルの「書評合戦」です.
書評にゲーム感覚を取り入れて勝ち抜き戦で優勝者を決めるという今までにないスタイルの書評イベントになっています。
ビブリオバトラー(発表者)たちが1人5分の持ち時間の内に自分が持参した本の魅力を語りその本が読みたいとたくさんの人に思って貰えたら優勝というゲームです。
しかもきちんと地区予選から全国大会まであって超本格的な大会になっています。
このビブリオバトルという書評合戦は本を選ぶ時にもかなり役立ちます。
ビブリオバトラーの人たちは皆さん本が好きな人ばかりなので紹介したい本をとても魅力的に語ってくれます。
ネックとしては紹介される本がみんな面白そうで逆に選べなくなってしまう所(笑)
でもそれくらいこのビブリオバトルは見ていて面白いのでyoutubeで【ビブリオバトル】と検索して見てみて下さいね。
必ずあなたの読みたい本が見つかるはずです。
各ジャンル別の賞やツイッターの口コミ、ビブリオバトルなどでお気に入りの作者を見つけたらその作者の作品を読破してしまうのも面白いです。
同じ作者が書いた本なので違う作品も面白いと感じれるパターンが多いです。
失敗する可能性が少ない選び方なのでオススメです。
上記でお伝えした本の選び方のポイントを押さえて実際にご自身で本を選んでみましょう。
本を実際に選ぶ時のポイントは以下の通りです。
- 本屋のオススメコーナーの本をチェックする。
- Amazon prime会員に登録して実際に本の評判やレビューや『なか見!検索』をチェックする。
- Kindle Unlimitedで本を選ぶ練習をする。
- 本の要約サイト『flier(フライヤー)』でプロの編集者による要約やレビューをチェックする。
詳しく解説していきます。
実際に書店に行って上記のポイントを押さえた面白そうだなと思った本を選んでみましょう。
書店には入るとオススメコーナーみたいな一角が必ずあるはずです。
その中にある本は良著だったり本屋もおススメしたい本である可能性が高いのでチェックしてみましょう。
Amazonで本を選ぶのもオススメです。
Amazonは今でこそ世界的な通販サイトですが元々は本を売るところから始まっています。
ですからAmazonは本関係には非常に力を入れているんです。
さすが大手だけあって商品紹介ページが非常に分かりやすかったり、レビューもたくさん集まりやすいです。
上の画像の様に★で実際の評判を知れたり『なか見!検索』で最初の数ページは実際に読めるようになっています。
しかも【30日間無料】Amazon prime会員であれば年会費4900円(月額換算408円)で
- 通常だと400円の配送料がかかってしまうところが(北海道・九州・沖縄・離島だと440円)送料無料になる。
- 通常500円かかる「お急ぎ便」や「日時指定便」が無料になる。
- 「Kindleオーナーライブラリー」の中から本を毎月1冊選んで無料で読むことができる。
- おまけにプライムビデオで映画やドラマが見放題。
など本を読みたい人にとっては超お得に利用することが出来ます。
月に一冊本を注文するのであれば送料が無料になる分だけで即効で元が取れる上に嬉しいオマケ付と思ったらめっちゃ嬉しいですよね。
この機会に【30日間無料】Amazon prime会員に登録に入っておいた方が後々後悔せずに済みます。
『Kindle Unlimited』は電子書籍ではありますが読み放題のサービスなので本選びの練習としてかなり使えます。
もし失敗しても定額制なので損することは絶対にありません。
何回か失敗しているうちに自分の本の選び方が身に付いてくるので選書技術が高まっていきます。
初回30日は無料ですし気軽にできるのでお得ですね。
本の要約サイト『flier(フライヤー)』ではプロの編集者や経営コンサルタントの方たちによる本の要約が見れる神サイトです。
『flier(フライヤー)』は1,300冊にものぼるビジネス書の要約が見れるので購入するか迷った時に参考にすれば自分に合う本か見極める事が出来ます。
もちろん無料でも様々な気になる名著の要約やレビューを見る事が出来ます。
無料で様々な本の良い所だけ見れるなんて忙しいビジネスマンや学生の方にはとても嬉しいサービスですよね。
例えるならマグロの大トロをタダで食べれるみたいなもんです。
ちょっとズルい感じもしちゃいますね。
気になる人はビジネス本の要約サイトflier(フライヤー)が凄すぎる【コスパ最強】という記事をチェックすると理解が深まります。
ぜひこちらの本の要約サイト『flier(フライヤー)』も活用して失敗しない本選びのお役に立てて下さい。
いかがだったでしょうか?
ぜひ今回の記事を参考に正しい本の選び方をして読書ライフを楽しんでください。
おさらいしておくと本を正しく選ぶ方法としては
- 簡単な本を選ぶ。
- 興味のある本を選ぶ。
- 『教養系』よりも『体験系』の本を選ぶ。
- 身近なテーマの本を選ぶ。
- 評判の良い本を選ぶ。
これらを意識しましょう。
そして本を実際に買う時は
- 本屋のオススメコーナーの本をチェックする。
- 【30日間無料】Amazon prime会員に登録して実際に本の評判やレビューや『なか見!検索』をチェックする。
- 本の要約サイト『flier(フライヤー)』でプロの編集者による要約やレビューをチェックする。
これらを実践すれば「本選びで失敗した」「自分に合った本が見つからない」といった悩みは消え去ります。
正しい本の選び方を実践して楽しい読書を楽しんでくださいね。
オススメ記事 【無料期間あり】おすすめのオーディオブックサービス【厳選2社】
オススメ記事 『Kindle Unlimited』の感想&口コミ|年間200冊の読書家が解説
以上
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でした。