食べる量を簡単に減らす食事制限ダイエット【3つの食心理学】

ところで皆さん
「ダイエットしようとして食事制限をしてみたけれど結局失敗してしまった」
なんて経験はありませんか?

実は人間がダイエットできる回数は人生のうちで
『3回だけ』
と言われています。

なぜかというと
脳が「あっ、今ご主人様が食事制限してるな!?」と感じると
飢餓ホルモンという物質が出てきて自然と飢餓状態に備え栄養や脂肪を蓄えようとしてしまいます。

これを繰り返しているとさらに脂肪を蓄えようとしてリバウンドしやすい身体になってしまうんです。

その為食事制限をする際は無理のない範囲で適切に行える正しい知識が必要になります。

「努力は裏切らない」
ではなく
「正しい努力は裏切らない」
が正解です。

では正しい科学的心理学的に無理のない範囲とはどのくらいなのでしょうか?

今回は『どれくらいの食事制限なら脳を騙し、飢餓状態にならないで痩せられるのか』という話をしたいと思います。

食べる量を簡単に減らす食事制限ダイエット3つの食心理学

食心理学1|実は20%の増減であれば脳は気づかない

自然と量が減る食器の選び方

食器選びで食べる量をコントロールすることが実は可能です。
それに関するアイスを食べてもらう実験で面白い実験があります。

実験

まず大きい食器と小さい食器を用意します。

そして被験者を2つのグループ
・大きい食器と大きいスプーンを使って食べてもらうグループ
・小さい食器と小さいスプーンを使って食べてもらうグループ
に分けます。

そしてそれぞれの食べる量を比較したところ
大きい食器とスプーンを使ったグループは小さい食器を使ったグループより57%も多くのアイスを食べていたのです。

つまり大きな皿になると食べやすくなってしまうという事が実験で証明された訳なんです。

そのため大きな皿を使う事は控え、小さいお皿を使った方が良いという事が分かりますね!
もし大きな食器を使ているのなら捨てるか他の人にあげてしまいましょう。

これだけで無理なく量を減らせるのですからやってみる価値はアリです!

どのくらい減らせばいいの?

小さいお皿にすることで食べる量が減る事はわかりました。
ではお皿に盛る量はどれくらい減らせばいいのでしょうか?

実は人間の脳は± 20%の量の変化には気づきません。
いつも食べている量の20%減らすことが大切になります。

  • つまり20%減っても空白ができない位の小さなお皿を使うことがベストです。

20%小さいお皿を使うと盛っている見た目は変わらないので同じに見えるんですよね。
そうすると食事の量は自然と減ってきます!

人間は視覚優位の生き物です。
実は人間は見た目で満腹の感じるのです。

20%小さい皿がないと言う人はその20%の余白分に野菜を添えてみるのも良い方法です。

気づかないというのは自分の意識の話ではなく満腹中枢の事を指します。
その為、自分で20%減っていると分かっていても効果はありますのでご安心を。

量でお腹いっぱいになるんじゃないの?

「見た目じゃなくて量でお腹いっぱいになるんじゃね?」
と思うかもしれませんがそれを否定するスープを使った面白い実験があります。

量でお腹いっぱいになる説を否定するスープ実験

スープの下にチューブが付いていて飲むと勝手に注ぎ足される仕組みのスープを使った実験です。

被験者に
「どれぐらい食べたらやめますか?」
と質問したところ
「満腹になったらやめます」
と答えました。

ところが普通にスープを飲むのに比べ、チューブから次々とスープが足されるスープを飲んだ被験者は明らかに多くのスープを飲んでしまいました。

本当に食べた量で満腹になるのなら食べる量は同じはずですよね?
しかしそうはなりませんでした。

つまり人間は食べた量で満腹になるのではなく

空の食器を見て自分はこれぐらい食べたんだという視覚でお腹がいっぱいになるのです。

その為20%小さいお皿を使って20%少なく盛っても見た目は変わらず同じに見えるので自然と食べる量が減ってきます。

これを実践してもらうだけでも大分違います。簡単なので是非お試しを!!

食心理学2|お酒を上手に無理なく賢く減らす方法

お酒好きな方は自分のビール腹が気になっている人も多いのではないでしょうか?

お酒自体のカロリーもさる事ながら、酒を飲むと満腹中枢がおかしくなりついつい食べ過ぎてしまいます。

そのためダイエットするにはお酒は控えた方が良いでしょう。

と終わってしまってはお酒好きな方のお役に立てないのでどうしても飲みたいと言う方の為にお酒と上手く付き合う方法をご紹介します。

さて皆さん。ちょっとクイズです!

下の画像は
『縦の方が長いですか?横の方が長いですか?』

答えは・・・

『両方同じ長さです』

良く見るやつですが人間は横よりも縦の方が長く見えると言う錯覚を起こします。

これはフィック錯視と呼ばれる物です。
線の長さは縦も横も同じですが縦のほうが長く見えますよね?

つまりグラスも縦長のグラスの方が横長のグラスよりも飲む量が減り満足度が高くなるということがわかっています。
要するに飲む量が少なくてもたくさん飲んでいるように思えるのです。

今すぐお酒好きの方は横長のグラスを買いに行きましょう!!

食心理学3|感覚を奪うと脳は簡単に騙せる。

人間は
「視覚嗅覚味覚」
で物を食べています。

それらの感覚を塞ぐことで食物への満足度や味の満足度が変わることがわかっています。

軍隊での面白い食心理学の研究があります。

軍隊の野営は敵地で明かりをつけられない為、彼らは暗闇の中で食事をとります。
その暗闇の中で「これはストロベリー味です」と渡したヨーグルト味を食べてもらうとみんな「ストロベリー味だ」と思ったのです。

「そんなバナナ!?」と思いますでしょ?
実は感覚を奪うことで人間は味がわからなくなってしまうのです。

これを利用して間食を少なくする方法が実はあるんです!!

ハッカのキツイ臭いで間食を減らす裏技

人間は匂いをかいで
「これは美味しいヤツだ!」
と感じる生き物です。

街中でふと香ばしい美味しそうな匂いがしてきたらお腹減ったり食べたくなりますよね?

これを逆に利用して嗅覚をシャットアウトしてしまうとなんと食欲が湧かなくなるのです!

簡単な方法は鼻の下にタイガーバームやメンソレータムなど臭いのきつくスースーする様なものを塗る事で食欲が下がり味もわからなくなってしまいます。

そうすることで自然と食べる量が減ってきます。
鼻が詰まっているときに食欲が沸かないのと同じ原理かもしれないですね!

これでポテチ一袋食べられたら相当な強者です!

結論|好きな食べ物は我慢しなくて良い。ただし・・・

ダイエットする時
「自分の大好きなカロリーの高い食べ物を食べないようにしよう!」
と思う
人がいますがそれはうまくいきません。(ダイエットあるあるですよね!)

大事なのは食べないようにすることではなくどのようにコントロールするかなのです。

量をコントロールしよう!

「ポテトチップスを食べてはいけない」
ではなく
「小分けにして小さくして数日に分けて食べよう」

など量をコントロールしていくと良いです。

我慢しすぎるといつかは食欲がビッグバンしてしまいます。
一度ビッグバンしてしまうと

「もうどうでもいいや!やけくそじゃぁー!もぐもぐ・・・」

と今までの我慢は銀河系の遥か彼方に飛んで行ってしまいます。

そうならない為にも
「これは絶対食べない!!」
ではなく
「少しだけ食べよう!」
など量をコントロールしましょう!

今回の記事を参考に
『少しだけ食べる』
を意識してみて下さい。

食べる量を簡単に減らす食事制限ダイエット3つの食心理学まとめ

まとめ
  • 人間の満腹中枢は20%減っても気づかない。お皿は20%小さいものを選ぼう。
  • 空の食器を見て視覚でお腹いっぱいになるよ。
  • お酒を飲むときは横長より縦長のグラスを選ぼう。
  • メンソレータムなどで食欲を減退させることが出来る。
  • 好きなものは「食べない」ではなく「量をコントロール」しよう。

これらを参考に是非ダイエットを成功させて下さい!
異性にモテモテのスタイルを手に入れちゃってください!

▼合わせて読みたい記事▼
【カロリー制限編!】正しい方法で痩せる簡単で無理なくできる5つのダイエットの為の食心理学

悪い習慣なぜやめられない?1日1分から出来るやめたい習慣をやめて良い習慣を手に入れる近道とは?

13キロ減のダイエット成功者が伝授!5ステップで簡単に健康的に痩せる為の達成度が上がる目標の立て方

Twitterでも役立つ情報発信中です!

ぜひフォローしてね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です