あなたは読書してもすぐに忘れてしまって自分ってなんでこんなに記憶力がないんだと悩んだりしていませんか?
でも覚えられないのはあなたの記憶力が無いからではありません。
ただ読書の仕方が悪いだけなんです。
- 色々な読書法を試したけどあまり良い方法がなかった。
- 読書した内容をしっかり理解して覚えたい。
- 効率よく読書したい。
という人にオススメしたいのが『マインドマップ読書法』です。
マインドマップを使うことで記憶の定着や読書の効率が圧倒的に上がります。
そうする事で短時間で成果を出すことができますし余った時間で自分の好きな事ができるようにもなります。
そこで今回は理解度を向上させ記憶の定着もできる『マインドマップ読書法』について解説します。
この記事を読めば
- なぜマインドマップ読書法が良いのか?
- 人間が記憶を定着させる仕組み。
- 具体的にどのようにマインドマップを書けば良いのか?
- マインドマップを使った勉強法。
が理解できます。
ぜひあなたの読書ライフの参考にして頂けると嬉しいです。
マインドマップ読書法はなぜ読んだ内容を忘れなくなる最強の読み方なのでしょうか?
読書した内容をマインドマップにまとめる事で
- 記憶力と理解力が上がる。
- 集中力が上がる。
- 想像的な思考が得られる。
- 本の内容が一目でわかる。
- 楽しく勉強が出来る。
- 読んだつもりで終わらない。
などの効果やメリットを得られるのです。
普通にノートを取るだけでは関連性も分からないし全体像も分かりにくいので記憶していくのが大変です。
ですがマインドマップなら上の画像の様に知識を関連付けながら体系的に知識を吸収できるようになるので効率的に深く勉強することができるんです。
オススメのマインドマップのツールは『XMind』というツールです。
【スマホ用のアプリ版】
PCで使いたい人は→【XMindをダウンロードする】
『XMind』は無料で使えるにも関わらず操作が簡単で十分マインドマップとしての機能を果たしてくれます。
紙にマインドマップを書いても良いのですが紙だと
- 簡単に書き直せない。
- 書く場所が限定される。
- 道具を準備しなくてはいけない。
などのデメリットが目立ちます。
ですが『XMind』であれは
- スマホでどこでもマインドマップを作ることができる。
- どこでも見返して勉強することができる。
- 後で再編集することができる。
- 検索できる。
などのメリットがあります。
ですからアプリでマインドマップを作成する事をオススメします。
とはいえ電子版は
- 大きくなると画面内に全体が収まらない(縮小すると文字が見えない)
- 絵が描けない
- 操作に慣れるまで時間がかかる
などのデメリットのあるので電子が嫌という人は紙を使っても良いかもしれません。
とはいえなぜマインドマップを使って読書した内容をまとめると記憶しやすいのでしょうか?
そもそも人間はどのように物事を記憶に定着させるのでしょう。
まずはその仕組みを理解しておくことが重要です。
なぜならマインドマップは人間の記憶を定着させるための大事な2つの要素を満たせる方法だからです。
その人間の記憶を定着させるために大事な2つの要素とは
- 思い出す事(想起)
- 自分の言葉に置き換える事(再言語化)
これらが重要なんです。
人間は思い出す事で記憶に定着させる事が出来るのです。
なぜかというと何度も思い出す事によって脳が「この知識は何度も使うってことは大事な知識なんだな」と判断し記憶として残しておくようにするからです。
逆にあんまり思い出す事のない知識は脳が重要と判断しない為忘れてしまうんですね。
あなたも英単語を覚える時にひたすら「Apple Apple Apple・・・」と書いて覚えようとしたことはありますよね?
それで結局覚えられましたか?
おそらくそれだけでは覚えられなかったはずです。
なぜならただ連続して書くだけでは思い出す作業をしていないのでいつのまにか忘れてしまうんですね。
つまり忘れたころに思い出すという復習の仕方が重要になる訳です。
マインドマップではそれが可能です。
具体的な勉強法は『マインドマップを使った具体的勉強法』の項で解説します。
もう一つ重要なポイントがあります。
それは本の内容をマインドマップに自分の言葉として置き換える作業をするという事です。
自分の言葉に置き換えるポイントは子供に説明しても分かる様にするつもりで置き換える事です。
理由は人に何か説明するつもりで置き換える事で『なぜそうなるのか?』と『どのようにするのか?』という事が深く分かる様になるからです。
あなたは何か人に説明しようとしても理解しているはずなのに言葉が出てこないという事ってありますよね?
それは『なぜそうなるのか?』『どのようにするのか?』という深い所まで理解できていないからです。
人から「説明してください」と言われたところを想像して覚えようとすることで意識的に『なぜ?』『どのように?』という深い所まで覚えられるので本物の知識が付くようになるんです。
だから本の内容を自分の言葉に置き換える作業が記憶を定着させるために重要なんですよね。
そしてそれの『なぜ?』『どのように?』という事を関連付けて綺麗にまとめられるのがマインドマップという神ツールなんです。
ここで実際に僕がやっている読書時のマインドマップの書き方を解説します。
【XMind】での解説になります。(他のマインドマップアプリでも使えます。)
重要なのは本全体に目を通して全体像を把握しておく事です。
全体像が分からないと書いている間に混乱してしまうので必ず本全体に目を通しましょう。
また『はじめに』や『あとがき』や『もくじ』も著書が伝えたい事が凝縮されている事が多いので参考にしましょう。
本全部はシンドイよと言う人は1章分だけでもOKです。
できれば3回は目を通しておきたいです。
ちなみにコチラでは速読法について解説しています。
全体像を把握するのには良い方法ですので参考にして下さい。
参考記事:速読で本の内容を理解する方法を身に着けよう|準備で8割決まります
まずは自分が何を学びたいのか明確にしないと始まりません。
自分が何を学びたいのか分からなければマインドマップも書けませんから目的をハッキリさせましょう。
何を学びたいのかハッキリしたらそれがマインドマップの中心になります。
それを中心トピックへ書き込みましょう。
仮に【猫の種類】について学びたかったら
この様に中心となる所に『猫の種類』と書きます。
全体像を把握し何を学びたいのか明確になったらいよいよマインドマップの枝を伸ばしていきます。
伸ばしていく方法は中心トピックから読書をしつつ関連付けて枝を伸ばしていけばOKです。
あとでいくらでも再編集できますのでこの時あまり深く考えすぎない様にしましょう。
例えば猫の種類の枝を伸ばしていくとしたら
上の画像の様に体系的に関連付けて伸ばしていけば良いです。
この様にまとめるとスッキリしてて見やすくて簡単に全体像を把握できますね。
この時に本の内容を丸写しするのではなく自分の言葉に変えて書くと記憶の定着が良くなります。
子供から説明を求められても答えられるつもりで「なぜそうなるのか?」「どのようにするのか?」まで書いておくとグッドです。
マインドマップを使った具体的な勉強法について解説していきます。
人間は思い出す事で記憶が定着するということを上記で解説しましたが
マインドマップはその思い出す作業を効率化してくれます。
例えば以下のマインドマップを頭に入れたいと思ったとします。
この時に親トピックをタップすると下の画像の枝分かれしている部分に『ー』と表示されます。
この『ー』をタップすると
この様に関連付けられたトピックが隠れるようになるんです。
この時「ええーっと、イエネコ系統の猫の種類ってなんだっけなぁー。」と頭を捻って思い出そうとすることで記憶に残る様になるんです。
つまりマインドマップは読書を綺麗に見やすくまとめるだけのツールではなく簡単に小テスト化できるツールでもあるんです。
スマホアプリを使ってマインドマップを作成するメリットは外出先であろうとちょっとしたスキマ時間で思い出すための想起の練習が手軽に出来る事です。
- 電車やバスの待ち時間
- 病院の待合室
- 仕事やバイトの休憩中
などちょっとした時間に思い出す練習ができれば確実に知識の量が増えていきますし読書の内容も覚えられます。
ですからスキマ時間を上手に活用して読書した内容を覚えられる様にしましょう。
実は復習に適したベストのタイミングというものがあります。
それは1~2日後→7日後→16日後→35日後→62日後です。
これはピョートル・ウォズニアックという研究者が発見した現時点で最も効率が良いとされている復習をするタイミングです。
このタイミングは人間の記憶が薄れていき記憶した情報の量が90%まで減ったタイミングで復習できるように設定されています。
つまり忘れかけた時に思い出す作業をすることで効率的に覚える事ができます。
そのベストな時間がこのタイミングということです。
要するにこのタイミングでマインドマップを開き思い出す作業をすることで効率的に学習をすることができるということです。
ぜひスマホにマインドマップアプリをインストールしてマインドマップ読書をしつつ覚えられる様に頑張ってみて下さい。
いかがだったでしょうか?
マインドマップを使った読書は最強すぎるのでやらないという選択肢はないです。
世の中数々の読書法がある中で今回ご紹介した方法はシンプルかつ効率的に覚えられるのでオススメです。
今回ご紹介したマインドマップを使った読書法は今まで本の内容を覚えられなくて悩んでいた人にぜひ試してほしい方法です。
せっかく買って時間を割いて読んだ本なのに身につかなかったら悲しいじゃないですか?
でもマインドマップを使った読書をすればあなたの血肉となり使える知識として頭の中に残り続けます。
何よりマインドマップを使った読書は楽しいです。
楽しいと読書って続けられるんですよね。
ですからぜひ本記事を参考にあなたの読書ライフにお役立てください。
関連記事:なぜ読書は最強のストレス解消法なのか?科学的に解説します。
関連記事:【速読の訓練法】本を効率よく覚えるコツ|なぜ僕が1日1冊読書できるのか?
今回ご紹介したものはコチラの書籍を参考にしています。
本記事は『マインドマップ読書術 (トニー・ブザン天才養成講座)』をシンプルにかつ自分流にアレンジしたものです。
トニー・ブザン氏はマインドマップの開発者です。
そんな方の本ですからもっと詳しくマインドマップ読書について知りたいという人にオススメの本です。
もう一冊オススメの書籍はコチラ
『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』は科学的根拠に乗っ取った信憑性のある勉強法を多数紹介されています。
勉強法の本が欲しいけど何を買ったら良いのか分からない人はこれを買っておけば間違いはありません。
資格取得や受験合格を目指す人にぜひオススメしたい一冊です。
他にも読書の内容を覚える方法をご紹介しているので参考にして下さい。
以上
【もう忘れない】マインドマップ読書法【最強の読み方】
でした。
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