なや美
そんな疑問に答えます。
あなたは「一生懸命テキストを読み込んでいるのに全然覚えられないな」とか「これ覚えたはずなのに実際に解いてみると全然解けないよ」みたいに思ったことはありませんか?
もしかしたらあなたがしているその勉強法は間違った方法なのかもしれません。
実は勉強効率を最大にするにはインプットやアウトプットの比率を意識することが重要です。
勉強を効率を上げる事が出来れば成績が上がったりするだけでなく嫌な勉強をする時間も減るし楽しい趣味などの時間が増え事に繋がります。
そうなれば嬉しいですよね。
そこで今回は脳科学者がオススメしている
『勉強のインプットとアウトプットの効率の良いやり方』
についてご紹介したいと思います。
ぜひ最後まで読んでご自身の勉強にお役立てください。
勉強を効率化するにはインプットとアウトプットの比率が重要です。
それはどういう事なのでしょう?
勉強とは言い換えるならば入力『インプット』と出力『アウトプット』を繰り返す事です。
これを繰り返す事で記憶に定着するようになるんです。
具体的にインプットとは何かというと
- 読書したり参考書や教科書を読む
- 英単語や数学の公式を覚える
- 講師の話を聞く
- SNSやブログで有益な情報に触れる
などの情報を頭に入れる事をインプットといいます。
インプットしないと問題は解けませんから大事なのはお分かりだと思います。
一方でアウトプットとは
- 問題集を解く
- 英単語を書いてみる
- 人に何かを教える
- 発表や意見をする
- SNSやブログで情報を発信する
などが挙げられます。
実はこのインプットとアウトプットの繰り返しこそが勉強なんです。
インプットだけすれば問題が解けるようになって成績が上がるというのは幻想です。
いくら高い教材や参考書、塾やセミナーに行ったところでこのインプットとアウトプットが出来ていなければ意味がないんです。
それくらいこのインプットとアウトプットは大事なんですよね。
非効率な勉強を続けていると自分の大事な時間や勉強にかかる諸々の費用などが無駄になってしまいます。
成績も伸びませんし、資格も取るのが難しいでしょう。
そんなのって嫌じゃないですか?
だからこそインプットとアウトプットを意識した効率的な勉強が非常に大事なんですね。
なや美
よしあき
関連記事 勉強を覚える効率の良い復習のタイミングとは?2度と忘れない学習法
勉強する際にはインプットとアウトプットを意識する必要があるとご紹介しました。
ズバリ勉強する際は「インプットが3」に対して「アウトプットが7」になるように意識するのが最も効率が良い比率になります。
よくありがちな勉強としてひたすら覚えるだけという事をしている人がいますがそれだとかなり損をしています。
実は覚えたらその知識を使って人に話したり問題を解いていくという事が重要なんです。
実際に勉強法に関して言えばこれ以上ないという名著書脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実!にてインプットとアウトプットに関して面白い実験が紹介されています。
コロンビア大学のアーサー・ゲイツ教授の実験です。
「紳士録」に書かれた人物のプロフィールを小3~中2までの100人以上の子供たちに覚えさせて暗唱するように指示を出しました。
そのうち「覚える時間」と「練習する時間」の割合はグループ毎に異なる支持を出しました。
その結果、最も高い結果を残したのは「約40%を覚える時間」に費やしたグループで上級生の生徒の場合は「約30%を覚える時間」に費やしたグループが最も良い結果を出しました。
脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実!
つまり覚える時間よりも暗唱する時間に多く時間を割いたグループの方が効率よく人物のプロフィールを覚えられたということなんです。
この実験から分かる様に参考書を読み込むことが勉強と思っていたのであればそれは大きな間違いでインプットをするのはあくまでも準備の段階なんです。
勉強において大事なのは覚えたことを書いたり話したり問題を解いたりなどのアウトプット作業の方だったんです。
実際に僕もこれを実践しています。
読書を始めた当時は読んだ直後は覚えているのですが
時間がたつと「あれ?あの本って何が書いてあったんだっけ?」
と完全に忘れてしまっていました。
しかし今はこのブログも読書で得た知識をかみ砕いて皆さんに発信していますし
僕のツイッターでもみなさんのお役に立てそうな知識を発信しています。
職場でも心理学を使ったノウハウをバレない様に実践しています笑
おかげで記憶にしっかり定着している感が昔よりはあります。
ですから今まで教科書や参考書を読んで勉強したつもりになっていた人は『インプット3』の割合に対して『アウトプット7』の比率を意識して勉強してみましょう。
なや美
よしあき
効率の良い勉強の比率は「インプット3」に対して「アウトプット7」ですという解説をしてきましたがでは具体的にどの様な勉強をすればよいのでしょうか?
諸説ありますが人間の集中力は「90分が限界」と言われています。
とはいえ最初から90分連続して集中するのは難しいですから最初は30分のサイクルを回していく事をお勧めします。
関連記事 【実証済み】集中力を向上させる6つの方法【誰でも鍛えられます】
数々の書籍を出版し、1日10冊以上の本を読む読書家であるメンタリストDaiGoさんの著書自分を操る超集中力では『ポモドーロテクニック』という勉強に集中しやすい勉強法が紹介されています。
ポモドーロテクニックとは集中力が続かないと悩んでいる人にオススメの方法で
『25分集中して5分休憩しまた25分集中し・・・』を繰り返していく勉強法の事です。
このポモドーロテクニックに3:7の黄金比率を当てはめると
これが勉強において集中力を維持しながらかつ効率化したいのであればおススメしたい方法です。
具体的な勉強のリズムとしてはこんな感じ。
- 8分参考書を読んだら17分問題集を解く。5分休憩。
- 8分読書をしたら17分SNSで情報を発信する。5分休憩。
- 8分教科書を見たら17分で覚えたことをノートに書く。5分休憩。
この様に意識すると効率的に勉強することが出来ます。
インプット3:アウトプット7であれば30分サイクルでなくても大丈夫です。
自分の集中力と相談して決めましょう。
自分の勉強時間に対する比率を知りたい方はこちらの計算機を使ってくださいね。
比率計算機-instant tools
ちなみに僕は30分砂時計を使ってこのサイクルを回しています。
ブログや読書中にお世話になっている愛用の30分砂時計‼️
— よしあき@心理学読書系ブロガー220記事達成! (@haru22312) November 16, 2019
これが全て落ちきるまでは机から立ってはいけない絶対的ルール😱
でもこれがあると集中力や効率が段違いに上がる⤴️⤴️
学生さんやブロガーさんなど集中して頑張りたい人にオススメです🙌✨ pic.twitter.com/erXszEjwRL
机に砂時計が置いてあるとちょっとオシャンティーな感じで気に入っています。
色々な砂時計があるので見てて面白いですよ。
なや美
よしあき
とはいえ『そもそもインプットの時点でつまずいていてアウトプットどころじゃないよ・・・。』という人もいるかもしれません。
そんな人はとても分かりやすい授業を配信してくれていることで有名な『スタディサプリ 』を使ってみると良いかと思います。
スタディサプリは現在74万人もの利用者がいて受験生の2人に1人がすでに利用しています。
気になる人はスタディサプリのメリットや口コミを紹介|成績UPや志望校合格へという記事が参考になります。
勉強とはインプットとアウトプットを繰り返す事です。
ただ覚えるだけが勉強なのでは無くてインプットとアウトプットを繰り返す事で記憶に定着させていく事が本当の勉強なんですよね。
インプットとアウトプットの比率は3:7が最も効率的とコロンビア大学の研究で明らかになっています。
つまり教科書や参考書や読書をする時間が『3』に対して問題集を解いたり人に教えたり情報を発信したりする時間を『7』にすればOKです。
30分サイクルで勉強をする場合は8分教科書や参考書を読み、17分で問題集を解く、そして5分休憩する。がベストです。
自分の勉強時間に合わせて上手にこの黄金比率を使っていきましょう。
こちらでは勉強の効率を上げて成績をアップさせたり資格試験に突破するためのオススメの勉強法が学べる本を厳選して紹介しています。
無料で読める方法も紹介していますよ。
【無料あり】勉強法が学べるオススメの本6選【心理学者お墨付き】
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