皆さんは
「まだ若いから先輩たちには仕事では敵わない」
と思っていませんか?
ですがその考え方は凄くもったいないです。
実は仕事においてベテランにはない若者だけの強みがあるんです。
その強みを使う事でベテランよりも若者が仕事で成果を上げる事が可能になります。
今回はそんな
「先輩より若者が仕事で成果を出す方法|新人の利点を生かす3つの思考」
についてご紹介します。
世間では若者よりもベテランの人の方が優れているという認識がありますよね。
何かを教わるならベテランの先生の方が良い
買い物を失敗したくない時はベテランの販売員に相談した方が良い
そんな風に思うと思います。
確かにベテランの人の方が「安定性」「堅実性」がありますから当たり前の事です。
ですが若者には強みは一切ないのでしょうか?
心理学者アンダース・エリクソンの研究によると
音楽、医学、スポーツの分野で一流になるためにはおよそ1万時間の訓練が必要であるとされています。
これはだいたい5~10年の訓練が必要という事です。
ですが音楽、医学、スポーツ等のように繊細で精密な動きを求められる仕事はなかなかありません。
実は現実ではほとんどの職種において1万時間も訓練を積まなくても十分なスキルを身に付けられるという事が分かっています。
ビジネスライターのジョシュ・カウフマンによると
仕事のスキルの大半は20時間で習得できる
という事を明らかにしています。
つまり皆さんが想像している様に医者、音楽家、スポーツ選手、他繊細な技術を要する職種を除いては
ベテランであればあるほど良いというのは思い込みでしかなかったんです。
新人でも20時間みっちり訓練を積めば大半のスキルを習得できるんです。
amazon|たいていのことは20時間で習得できる|ジョシュ・カウフマン
そして基本的なスキルを身に着けた若者は実は
若者の特権や長所を利用してベテランの人と違った土俵で戦う事が出来ます。
違った土俵で戦う事が出来ればベテランの人よりも仕事で成果を上げる事は可能です。
では若者はどうやったらベテランの人たちよりも仕事で成果を上げる事が出来るのでしょうか?
なや美
よしあき
若者には知識と経験の差を埋めようとする為の
「若者ならではの思考と行動」
にはベテランには無い価値があります。
言い換えると若者ならではの思考と行動を意識する事で
ベテランにはできない事が出来るようになります。
ではその思考と行動とは何なのでしょう?
ベテランは今までの経験や知識があるが故どうしても今までのやり方に固執してしまったり頭が固くなってしまいがちです。
そして今まで積み上げたものを壊したくないという感情から守りに入ってしまう事もあるんです。
一方で若者は仕事に対して経験や知識が浅い為何か1つのやり方に固執するという事がありません。
また、積み上げたものもほぼ無いも等しいのでベテランでは思いつかないような新しい考え方、やり方を生み出しそして行動することが出来ます。
つまりベテランよりも若者の方が「革新」「一新」が得意という事なんです。
今後の世の中の移り変わりはさらに早くなることが予想されています。
今までの古いやり方では時代に置いて行かれる可能性があります。
そんな中で柔軟に新しい思考を生み出せる若者は必ず重宝されるはずです。
もし今の会社の疑問に思う所やもっと改善できるのにと思ったら
あなたの「経験がない事の利点」
を使ってどんどん新しい提案をしていきましょう。
小さな事で良いのでまずは思ったことを提案してみましょう。
そうすることで先輩から
「こいつはなかなか面白い考え方を持っているな」
と一目を置かれるかもしれません。
そうすることであなた自身の評価も高まります。
他にも、新しいアイデアを思いついたら小さくプロジェクトや事業を立ち上げて見たらそれが時代とマッチして仕事の業績を伸ばせるかもしれません。
若者は古いやり方を一新する力を持っているのですからそれを使わない手はないですよね?
なや美
よしあき
ベテランの人は
「自分はこの仕事の事はすべてわかっている」
という自負があるので新しい知識を吸収しようとすることは少ないんです。
一方で若者は仕事の経験も知識もないので周りから助けてもらえるように先輩たちから色々とアドバイスを貰います。
色々な人からアドバイスを貰う事で
若者は他の人たちの知識とスキルを上手に活用し点と点を結び付ける様に吸収することが出来ます。
そしてベテランよりも失敗から多くを学び自分の糧にすることが出来ます。
もし何か困ったことがあったら積極的に先輩へアドバイスを求めましょう。
そしてそれを乾いたスポンジが水を吸いこむ様にどんどん吸収してください。
たくさんの色のついた水を吸収出来たら自分だけの虹色のカラフルなスポンジが出来上がりますよね。
そうする事で様々な考え方や知識を持った唯一無二の人材に近づくことができます。
頭の柔らかい若者だけが持つ特権はどんどん使っていきましょう。
それが自分の個性となり強みにもなっていきます。
なや美
よしあき
▼関連記事▼
ベテランはすでに確立している立場やポジションややり方があるのでマラソン選手の様に一定のペースで緊張感無く漠然と仕事をこなして行く傾向があります。
一方で若者は仕事において自分に経験も知識もないですし実績が無いのを分かっているので急いで先輩との差を埋めようとします。
知識や経験がないゆえにベテランとの差を埋めるために自分で調べたり先輩から色々と教えてもらいながらそれを迅速に行動に移す行動力を持っています。
その行動力を活かしてどんどんトライアンドエラーを繰り返しましょう。
▼関連記事▼
失敗するのが怖いという人は
「失敗してはいけない仕事」
と
「失敗しても取り返しがつく仕事」
を分けて考えましょう。
失敗しても取り返しがつく仕事に関してはどんどん失敗してそこから沢山学び取ってください。
人が1回失敗する間に3回失敗したって構いません。
むしろそうしてください。
トライアンドエラーを繰り返すうちに自分なりの解決法や経験を積み重ねる事が出来ます。
ドラクエで何度挑戦しても倒せないボスがいたら
攻略法を探したり装備を強くして何度も挑戦しますよね?
それと一緒で若者ならではの持ち前の行動力を持って自分だけの経験を積み重ねましょう。
これもベテランではやりにくい若者の特権です。それを最大限生かしましょう。
なや美
よしあき
- 新人でも基本的なスキルを身に着ける為にかかる時間は20時間で十分だという事が分かっています。
20時間みっちり訓練した後はベテランの人と違う土俵で戦う事が出来ます。
スキルを身に付けたら「若者ならではの思考と行動」でベテランと戦っていきましょう。 - 若者は仕事の経験や知識が浅い為何か1つのやり方に固執するという事がありません。
積み上げたものもほぼ無いも等しいのでベテランでは思いつかないような新しい考え方、やり方を生み出しそして行動することが出来ます。
新しい事を思いついたらどんどん提案したり行動していきましょう。
それが若者の強みになりえます。 - 若者は仕事で成果を出す為に他の人たちの知識とスキルを上手に活用し点と点を結び付ける様に吸収することが出来ます。
そしてベテランよりも失敗から多くを学び自分の糧にすることが出来ます。
そうする事で様々な考え方や知識を持った唯一無二の人材に近づくことができます。 - 若者は仕事の知識や経験がないゆえにベテランとの差を埋めるために自分で調べたり先輩から色々と教えてもらいながらそれを迅速に行動に移す行動力を持っています。
その行動力を持ってどんどんトライアンドエラーを繰り返しましょう。
それが自分だけの経験やスキルに変わり成長することが出来ます。
ここまで若者の長所についてお話してきましたが
ベテランにはベテランの「安定感」「堅実性」があります。
若者とベテランのどちらが良いのかという話ではなく
ベテランがしっかりと地面を固めつつも
その地面を使って若者が大きな打ち上げ花火を上げる
まさにお互いがお互いを補い合う関係
を作り出せればどちらにとってもWIN・WINな関係になります。
そんな関係を目指しつつベテランの先輩と関わって行ってください。
そうすることで大きな成果が出せる様になっていきます。
以上
先輩より若者が仕事で成果を出す方法|新人の利点を生かす3つの思考
でした。
コメントを残す