あなたは成功者になるために何をしていますか?
よく成功者になるには行動が大事とか自信を持つメンタルが大事とか言われていますよね。
確かに行動する事も自信を持つというメンタルも重要です。
とはいえ、行動するにしても自信を持つにしても自分のメンタルが成功者の持っているものと違えばめっちゃシンドいし難しいですよね?
そこで今回は成功する人が持っている自信を持つ事よりも大事な要素の『セルフコンパッション』ついて解説していきます。
- 習慣化したい物の達成率があげたい。
- 努力を継続できるようになりたい。
- 倒れてもまた起き上がるメンタルを得たい。
と言う人はぜひ参考にしてご自身の活動にお役立て下さい。
教育心理学でテキサス大学の准教授であるクリスティン・ネフ氏は成功するためには自信を持つ事よりも『自分への思いやり(セルフコンパッション)』が重要であると言っています。
意外ですよね。
実は自信を持っていなくてもいいんです。
それよりも自分自身に思いやりを持っている人の方が強いんです。
なや美
以下で解説していきます。
『自分への思いやり(セルフコンパッション)』が大事な理由は
- 自分自身への思いやりを持つことで失敗した時に落ち込んだり自分を責めたりする事がなくなる。
- 自分は出来るという感覚(自己効力感)を高めて問題を解決したり失敗を恐れずに行動力も上げる事が出来る。
- 自分を成長させる原動力になる。
という点です。
実際にセルフコンパッションに関する研究で
自分への思いやりがある人は自分を責めて落ち込むということはなく、問題に対して積極的に向かうことが出来て失敗を恐れず行動力も上げる。
という事が分かっています。
【PDF】帝塚山大学心理学部:セルフコンパッション研究のこれまでの知見と今後の課題-困難な事態における苦痛の緩和と自己向上志向性に注目して-
しかもそれだけではなくこのセルフコンパッションを持っているだけで自信を持っている人と同じメリットを得られるだけでなく自信を持っている人のデメリットは避ける事が出来るんです。
自信を持つ事のメリット&デメリット|ネタバレ:結論等身大でOK
つまり良いとこ取りできる最高の思考法ということなんです。
とはいえ自分への思いやり(セルフコンパッション)があるとなぜ成功者になれるのでしょうか?
成功者になる為には継続的な努力が絶対に必要です。
その為に必要なのは『習慣化』なんですよね。
でも習慣を途切れさせる事無く継続させるのはぶっちゃけ難しいです。
そして習慣が途切れてしまった時に「自分はダメな奴だ」「自分にはできっこない」と自己嫌悪を思った時点で完全にメンタルが折れて習慣が途切れてしまうんです。
ですが自分への思いやり(セルフコンパッション)があれば自己嫌悪になったり自信を失う事がなくなるのでメンタルを安定させて努力を継続させたり挫折しても再起しやすくなるんです。
自信を持つ事以上にこの自分への思いやり(セルフコンパッション)を持つことが大事な訳はこういった点にあるんです。
参考記事:なぜ習慣化を成功させるには少しずつやるべきなのか?科学的に徹底解説
参考記事:悪い習慣をやめるシンプルな方法|習慣の心理学で無理なくできます
なや美
でもさ、どーやって自分を思いやればいいの?
よしあき
ではこの自分への思いやり(セルフコンパッション)を高めるにはどうしたらいいのでしょうか?
そして何度でも再起できるメンタルを作るにはどうすれば良いのでしょうか?
あなたは大事な人が落ち込んでいたり元気が無かったらどうするか想像してみましょう。
これをそのまま自分にやればOKです。
- 生きてればツライ事もあるよと思って缶コーヒーを自分に渡す。
- 今日はしっかり休みながら好きな映画でも見てまた明日から頑張ればいいよと自分に言う。
こんな感じでOK。
努力を継続するための最大の敵は『自己嫌悪』という事を説明しましたが
こうすることで自分への思いやりを持つことができて習慣化の大敵である自己嫌悪を防ぐ事が出来るんです。
空想上の優しいキャラクターに褒めてもらうのもオススメの方法です。
そのキャラクターはなんでもいいです。
自分の好きなアニメでも有名人でもなんでもOKです。
その人を頭の中で思い浮かべてその人に褒めてもらいましょう。
例えば男子の永遠の憧れ『タッチ』の浅倉南に「がんばって諦めないで!私を甲子園に連れてって!」
と言われる空想をするとか
『ワンピース』のゾロに「お前は海賊王になる男だ」
と言われるのを空想するとかなんでも良いです。(セリフを自分用に変えて)
空想上の優しいキャラクターに褒めてもらう事で自分を思いやる事に繋がるんです。
今まで頑張ってきた自分を褒めましょう。
失敗したり努力を怠ってしまうとついついネガティブな感情になりがちです。
そしてネガティブな感情になった結果、本当に努力をすることをやめてしまうんですね。
でも努力してきたという事は今まで積み上げてきたものがあるはずです。
その今まで頑張ってきた自分を褒めてあげましょう。
自分は「あぁ・・・今日も昨日もブログ投稿できなかった・・・」と自己嫌悪になる時がある
でも実は自己嫌悪になった時が本当の挫折のポイント
大事なのは出来なかった事に目を向ける事じゃなく
今まで出来たことに注意を向けること
今まで頑張った自分を褒める事が挫折しないコツだよ
こちらのツイートにもあるように失敗や自分への甘さに注目するのではなく
今まで努力してきたことに注意を向けましょう。
- 7日連続で運動できたのに昨日はサボってしまった
- サッカーの練習をサボってしまった。
- 勉強を続けていたのに最近は出来なくなってしまった。
という事があったら「自分はダメな奴だ」と思わずに
今までやってきた自分は偉い。また頑張ればいいんだ。
という思考を持ってください。
上のツイートでも軽く触れていますが自分は何度もブログを書く事をやめようと思いました。
でも自分に優しく出来たからこそ(2019/11月現在)140記事以上もブログを投稿することが出来ているんです。
ですからあなたもネガティブな事に目を向けるのではなく自分の出来た事や積み上げてきたものに目を向けましょう。
もしあなたが何かをがんばっている人だったらシンドイ時があったり挫折しそうな事が今後起きると思います。
また、今現在とてもツライと思っている人もいるでしょう。
そんな今の自分や未来の自分を励ますには自分宛ての手紙を書くと良いです。
自分への手紙を書く事で自分で自分を思いやる事が出来て挫折しそうな時も困難に立ち向かう事が出来るようになるからです。
書くときのポイントは自分と同じ悩みや挫折をしている人を想像してその人にメッセージを送るという事を意識しましょう。
この画像の様な感じでOK。
自分宛てに手紙を書いてそれをバッグの中に入れて置いたり部屋に置いておいたりして落ち込んだ時に見てみると良いですよ。
1日や2日で成功できるほど甘くはないですからやっぱりどうしても努力を継続するメンタルは必須です。
それを助けてくれるのがこのセルフコンパッションなんですね。
今日から自分に優しくなりましょう。
教育心理学でテキサス大学の准教授であり『セルフコンパッション: あるがままの自分を受け入れる』の著者であるクリスティン・ネフ氏も
生涯でただ一人、四六時中あなたに寄り添い優しくケアしてくれるのは自分自身だ。
と言っています。
ずっと完璧でいられる人はいないです。
そもそも完璧でいる必要もないんです。
自分は弱い人間という事を認めて自分に優しくしましょう。
自分を弱い人間と認めて自分を思いやり何度でも立ち上がる事。
これが成功者になる為のメンタル作りのセルフコンパッションです。
以上
成功する人のメンタルを科学的に解説|セルフコンパッションが大事です
でした。
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