あなたは時間がいくらあっても足りないと感じていたり困っていたりしませんか?
- 忙しすぎて資格の勉強をする時間が足りない。
- 「時間が無い」が口癖。
- 仕事や用事に追われて気づいたらもう夜。
- 1日30時間くらいあったらいいのにと思う。
なんて事あったり思ったりしますよね?
でも実は時間が足りないと感じているのは時間の使い方が分かっていないからかもしれません。
このままだと無駄に時間を消費してやりたい事も出来ないまま終わってしまいます。
そんなのって嫌ですよね?
ですが時間に対する意識を変えれば今よりも有意義に使える時間が増えるんです。
結論からいうと時間が足りないと悩んでいる人は無駄な時間を削る事が大事です。
ちなみに僕は仕事をやりつつ当ブログの執筆や1日1冊の読書を日課にしています。
時間が足りないと悩む人がいる一方でこれだけの作業量をこなしているんです。
今回はそんな時間を生み出す思考法について解説していきます。
最後まで読めば時間に対する意識が変わります。
時間が足りないという人はぜひ自分の生活を思い出しながらご覧ください。
コチラも合わせて読んで頂くと理解が深まります。
時間が足りないと感じる人が時間を生み出すには機会費用について知る必要があります。
機会費用とは、時間の使用・消費の有益性・効率性にまつわる経済学上の概念であり、複数ある選択肢の内、同一期間中に最大利益を生む選択肢とそれ以外の選択肢との利益の差のこと。最大利益を生む選択肢以外を選択する場合、その本来あり得た利益差の分を取り損ねていることになるので、その潜在的な損失分を他の選択肢を選ぶ上での費用(cost)と表現している。
機会費用 – Wikipedia
これだとちょっと理解が難しいですね。
簡潔に説明すると
という事です。
なや美
ところであなたは自分がやりたい事や、やめるべき事がハッキリと理解できていますか?
これを理解していないと上手に時間を使う事が出来ません。
現実として
アメリカの世論調査機関が250万人を対象に調査したところ、80%以上が「毎日やりたいことが出来ずに時間が過ぎている」と感じているという調査結果が出ています。
この原因は「やるべき事とやらないべき事が自分でも分かっていないから」です。
時間は有限ですからアレもコレも全部やろうとするのは不可能です。
時間を生み出すにはやめるべき事をやめるという決断が不可欠なんです。
なや美
やりたい事をやるには何かをやめる決断をしなきゃいけないんだね。
時間は有限ですから何をするにしても機会費用が絡んできます。
ですから時間を生み出すには何かを捨てる事が大事なんです。
- ゲームをしたら勉強の時間がなくなる
- 友達と飲みに行ったら運動する時間がなくなる
- Youtubeを見ていたら読書する時間が無くなる
という短時間レベルの話から
- 今の会社で働いていても何も得られる物はない。
- この人と付き合ってても何も得られない。
など大きい事まで時間のすべては「機会費用」です。
時間はいくらあっても足りません。
時間は有限ですからね。
なや美
具体的にはどーいう事?
例えばあなたが資格の勉強をしたいと思っています。
もし休日に映画を見に行ったりドライブに出かけるとします。
その場合の機会費用はどうなるでしょう?
資格の勉強にプラスになるのか?それともマイナスになるのか?
答えはマイナスですよね。
1日24時間の内勉強できるはずだった時間を映画やドライブに使っていたら勉強は出来ませんからね。
いらない物を捨てる事でその空いたスペースに新しい事を入れる。
これで今までより時間を効率的に使う事が出来ます。
つまり『戦略的撤退』も重要だという事です。
会社も人間関係にも当てはまります。
時間が足りないと悩む人は何かを捨て去ることが重要なんですね。
まずは自分がやりたい事とやめるべき事を書き出してみましょう。
書き出す事で頭の中がスッキリするだけでなく時間について考えがまとまりやすくなります。
まずはあなたの1日のスケジュールを確認しましょう。
時間が足りないと悩んでいる人はスケジュールに上手に組み込めないか考える事が重要です。
例えば寝ている時間を抜いて日中活動している時間を16時間とします。
あなたは資格の勉強がしたいとします。
- 通勤時間【1時間】
- 仕事【8時間 】
- 仕事の休憩時間【1時間】
- 帰りの時間【1時間 】
- 食事【1時間】
- 必要な家事【1時間】
- プライベート【3時間】
この中で資格の勉強に充てられる時間はどこでしょう?
- 通勤時間 【1時間】
- 仕事の休憩時間【1時間】
- 帰りの時間【1時間 】
この時間を使う事で3時間も勉強時間を生み出せます。
プライベートな時間を使えばもっと生み出せますね。
時間が足りないと言っているのは言い訳です。
意外と時間は生み出せます。
あとはやるかやらないかです。
あなたが「なんとなく」やっている事ってないですか?
上記で解説した通りやるべき事とやらないべき事が自分でも分かっていない人たちが約80%もいます。
ですからこれを理解するだけで周りより頭一個抜きんでる事が出来ます。
- 通勤中のスマホゲーム
- 興味のないTVを惰性で見る
- 実りの無いおしゃべりや愚痴大会
など思いつくだけ書き出しましょう。
もう一つ大事な事として
自分が本当にやりたい事を書き出しましょう。
- 資格の勉強がしたい。
- ブログを書きたい。
- 英語の勉強がしたい。
- YouTubeの動画を撮りたい。
など思いつくだけ書きましょう。
後はなんとなくやっていたやめたい事を
自分が本当にやりたい事とそっくり入れ替えてしまえばOKです。
なや美
よしあき
効果的に習慣を入れ替える方法としてオススメなのは
『if then思考』です。
詳しくは下記リンクより解説しています。
参考記事:悪い習慣をやめるシンプルな方法|習慣の心理学で無理なくできます
時間が足りないと悩む人は以下の事も気を付けましょう。
今日一日を最高の日にするにはどうしたらいいか考えましょう。
何時までにアレをして
何時からはコレをして
と決めておきましょ
そうすればなんとなく一日を過ぎてしまったなんて事は無くなるよ
出来なかったらなんで出来なかったのか反省して
また次の日も挑戦しましょ
このツイートにもあるように最高の1日を送る為にどうすれば良いか考えれば自然と自分のやりたい事が出来るようになります。
もしできなかったら「なぜできなかったのか?」を考える事で次の日にも役立てる事が出来ます。
ぜひ朝一に今日一日を最高の日にするにはどうしたらいいかという事を考えて下さい。
間違いなく1日の質が上がり時間が足りないと悩む人も時間を持てるようになります。
朝早く起きれば当然それだけ時間が生まれます。
朝苦手な人は早く起きて活動を開始しましょう。
ただ単に時間が生まれるという理由だけでなく朝は脳が一番元気な時です。
何をするにしても効率が上がっているいわばゴールデンタイムです。
そのゴールデンタイムを上手に使う事で効率が上がり結果として時間も増えます。
参考記事:朝活したいけど眠い悩みを解消する5つの方法【スッキリ起きる起床術】
コチラを参考にしてもらえると理解が深まります。
睡眠はパフォーマンスにかなり影響を及ぼします。
しっかり睡眠が取れていれば作業は効率化し時間が足りないと悩む人でも新しい時間が生まれます。
逆に睡眠がしっかり取れていないと日中のパフォーマンスは低下して生まれるはずだった時間も生まれなくなります。
ぜひ睡眠時間を最低でも7時間は確保しましょう。
参考記事:なぜ成功している人は良く寝ているのか?|良質な睡眠で成功者になろう
マルチタスクとは2つの事を同時並行してやることを言います。
実は人間は2つの事を同時に出来ないのです。
二兎追うものは一兎も得ずという言葉通り2つ以上の事をやろうとするとどちらも中途半端になってしまいます。
ですからやる事は1つに絞ってそれに集中しましょう。
そもそも「時間が足りない」とネガティブな感情を持っていると本当に時間が足りなくなってしまいます。
時間が足りないのは自分の時間管理のせいだからこれを改善すれば時間が生まれるとポジティブに考えましょう。
ポジティブ思考になる事が時間を生み出す上で重要です。
あなたは他人から「ちょっとこれやってよ」と言われる事ってないですか?
他人の為に時間を割いてやる事はとても素晴らしい事ですがそればかりやっていると自分の時間が持てなくなります。
あなたは他人の人生を歩んでいる訳ではなく自分の人生を生きているんですよね?
だったら他人の要求をホイホイ飲む必要はありません。
ただ、人間関係も重要です。
バランスを考えましょう。
でも第一は自分の時間の方が大事だと意識しましょう。
安請負はしないように。
すべては「機会費用」だと言われてもやりたくない事もやらなければいけない事もあるかと思います。
そんな時は重要度を確認しましょう。
それほど重要でなければ切り捨てる勇気も必要です。
重要度別に大まかに以下の様に分けられます。
- ①重要度が高い事
- ②重要度が高くないがやらざるを得ない事
- ③空いた時間でやれば済む事
①の重要度が高い事に関しては嫌でもやらざるを得ませんから仕方ないです。
ただ②の重要度が高くないがやらざるを得ない事って実は結構あるんです。
この②の重要度が高くないがやらざるを得ない事をどれだけ削れるかが時間を生み出すキーポイントです。
今までやってきた事柄の重要度をもう一度見直して『時間の棚卸』をぜひやってみましょう。
あなたは一万時間の法則というものをご存知でしょうか?
一万時間の法則とは計画的な訓練を一万時間積むことでその分野のプロになれるという概念です。
この一万時間を何かに捧げる為にはどのくらい他を犠牲に出来るかという事が重要になってきます。
過大表現ではなく本当に人生変わります。
何かを手に入れる為には他の事から逃げても全然恥などではなく、むしろそれが近道ですらあるからです。
なや美
たとえば
もしあなたがピアノのプロを目指したいのであれば1日1時間の練習を重ねるとおよそ27.5年もかかってしまいます。
しかし1日4時間の練習を重ねると6.8年で1万時間に達します。
この差ってめちゃめちゃ大きいですよね。
あなたが25歳だとしたら31歳でプロピアニストになれるか52歳でプロピアニストになるかという差ですからね。
つまり本当にやりたい事を目指す為に何かを捨てたり逃げたりする事はむしろ良策で恥でもなんでもないんです。
むしろ近道です。
最初はしんどいかもしれませんが時間が足りなくて自分のやりたい事が出来ない人は無駄な事は捨てましょう。
とはいえ「自分は行動力が無いからなぁ」と悩んでいる人はコチラを参考にして下さい。
行動力を伸ばす7つの方法|すぐやる人はどんな習慣を持っているのか?
行動力を磨く8つの具体的思考法【誰でもすぐやる人に変われます】
本記事、時間が足りないと悩む人の思考法のまとめです。
- 何かをやる為に時間を生み出すには何かを捨てなければいけないという機会費用を理解しよう。
- 1日のスケジュールを見直すと同時に自分のやりたい事や無駄な事、やめたい事を書き出して明確にしておこう。
- 『if then思考』でやめたい事や無駄な事をやりたい事とそっくり入れ替えてしまおう。
- 何かを捨てたり逃げる事は恥ではないです。むしろ近道ですらあります。本当にやりたい事に集中できる環境を整えよう。
あなたが時間が足りないと悩んでいるのであればそれは生活を見直すチャンスですよ。
今見直せば数年後には天と地ほどの差になりますから。
今すぐ自分のやりたい事とやめるべき事を書き出してそれを『if then思考』でそっくり入れ替えてしまいましょう。
これが時間が足りないと感じる人の為の時間を生み出す思考法です。
時間術に関する書籍は10冊以上読んできた僕ですが
その中で2冊挙げるとすれば間違いなくこの2冊をオススメします。
本選びで失敗してお金を無駄にしたくないならこの2冊から選んでくれれば間違いないです。
図解が多く難しい文章でもないので読書初心者でも安心して読める本です。
ぜひご一読を。
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