ダイエット中の方は食事に関して気を付けていると思います。
- 高カロリーの食べ物は我慢しなきゃ
- 食べる量を減らさなきゃ
- お菓子は我慢しなきゃ
- 夜中は食べない様にしないと
など気を付けているかと思います。
ですがついつい食べ過ぎてしまったり注意しているはずなのに成果が思う様に出ないなんて悩んでいる人も多いかと思います。
もしかしたらそれは
『自分の食事についてしっかりと理解できていないから』
かもしれません。
このまま成果が出ないなんて嫌ですよね?
自分の食事に対する思考パターンや習慣を見つめなおす事が出来ればダイエットの成功に一歩近づきます。
今回はダイエットを成功させるために
食事の記録を残す事の大事さをお伝えしていこうと思います。
なや美
よしあき
認知行動療法というものをご存知でしょうか?
ざっくり説明すると認知行動療法とは
とある状況下においてその状況に対する考えや解釈での認知によって人間の感情や行動が規定されるという理論を土台にし
その考えや解釈を上手に客観視して改善して良い方向へ導いていくという療法の事です。
なんのこっちゃという感じですが
つまり自分の無意識な考え方に気づき、見つめなおし、改善していきましょうという事です。
これはダイエットにも使えます。
自分の無意識に行っている食事パターンを見直す事で食生活を改善させていく事が出来ます。
ではどうしたら食事生活を改善させることが出来るのでしょうか?
痩せたい患者に対して認知行動療法士は
『自分の食べたものを忠実に書き留めさせる』
という事をします。
お気づきの人もいるかもしれませんがこれはあの有名な「ライザップ」でも行われている事です。
ライザップでは自分の食べた物を記録として忠実に書き留めてそれを報告することで
『正しい食事の習慣』
を身に着けさせることを目標にやっているんです。
具体的に『 自分の食事内容を記録として忠実に書き留めさせる 』という事のメリットは以下の通りです。
- 無意識の内に食べる事が少なくなる
- 食べる内容にも気を付けられるようになる
というメリットがあります。
実は人間は自分が食べた量をきちんと把握しておらず
実際には自分が食べたと思っている以上の量を食べてしまっている生き物なんです。
ですがダイエット時において忠実に自分の食事を記録として書き留めておくことで自分がどれくらい食べてしまっているかにも気づけることが出来て客観的に自分を見つめられるようになります。
食べる量が少なくなってさらに質もあがるのであればやらない手は無いと思います。
なや美
よしあき
さらにここから一歩踏み込み食事の記録を残す他に
「食べ過ぎてしまった時はなぜ食べ過ぎてしまったのか?そして食べ過ぎた時に自分はどう思ったか?」
を一緒に書き留めておくと客観的に自分の思考を解釈することが出来ます。
例えば
コーヒーを飲もうとしてファストフード店に入ったけどついでにポテトも注文してしまったら
- 「夕飯を減らせば食べてもいいんじゃないかと思ってしまった」
- 「昨日はお菓子を我慢したから今日くらいはいいんじゃないかと甘えてしまった」
- 「ついついポテトを頼んでしまう悪い習慣があったのを忘れてしまっていた」
など自分の思ったことを食事の記録と一緒に書き留めておきましょう。
そうすることでダイエットにおける自分の弱点を発見することが出来てそれに対する対策を打つことが出来るようになります。
上記のファストフードに行ってしまう人の例では
「コーヒーを飲みたくなってもファストフードに行かない」
「家でコーヒーを水筒に入れて持っていく」
等の対策ができるようになります。
- 自分の食べたものを忠実に書き留めておこう。
- そうすると自分を客観視できて新しい気づきを得る事が出来て無意識に食べる量や質を変えていく事が出来ます。
- 食べ過ぎてしまった時は「なぜ食べ過ぎたのか?」「食べ過ぎた時の自分の気持ち」を一緒に書き留めておきましょう。
肝心の食事の記録の書き方ですが
結論から言うと自由に書いて貰って構いません。
ただし書き留める時の条件、情報は以下の要点を守ってください。
- 嘘は書かず正確に書こう
- 食べた物は何か?
- 食べた物の量はどれくらいか?
- 食べた時間は何時か?
- 一口だけでも書き留める
- 飲み物のカロリーは意外と忘れがち。飲み物も記載しよう。
この6つを注意しておけばOKです。
食べ過ぎてしまった場合のみ上記で説明した
「なぜ食べ過ぎてしまったのか?」
「食べ過ぎた時に自分はどう思ったか?」
を一緒に書き留めましょう。
最初は大変かもしれませんがとりあえず22日間は続けてみて下さい。
22日行うと習慣化され書き留めておくことが苦痛にならなくなるからです。
この書き留めた紙を毎日家族と共有したりSNSにアップして皆に見てもらうなどすると程よい強制力も発揮できるので
自分だけでなく他の人にも見てもらうようにするとさらに効果を発揮できますよ。
これを毎日続けることで無意識の内に食べてしまって後悔する事や健康的な食事を食べる習慣も身についていきます。
続ければ食生活が改善されダイエットが出来ると思えば22日くらい簡単なものですよね?
まずは22日間頑張ってみましょう。
習慣化できれば後は自動的に無意識で行える様になりますよ。
なや美
よしあき
- 自分の食べたものを忠実に書き留めておこう。
- そうすると自分を客観視できて新しい気づきを得る事が出来て無意識に食べる量や質を変えていく事が出来ます。
- 食べ過ぎてしまった時は「なぜ食べ過ぎたのか?」「食べ過ぎた時の自分の気持ち」を一緒に書き留めておきましょう。そうする事で対策が打てるようになります。
- 嘘は書かず正確に書こう。
- 食べた物は何か明確に書こう。
- 食べた物の量はどれくらいか明確に書こう。
- 食べた時間は何時かを書こう。
- 一口だけでも必ず書き留めよう。
- 飲み物のカロリーは意外と忘れがち。飲み物もしっかり記載しよう。
- 食べ過ぎた時は「なぜ食べ過ぎたのか」「その時どう思ったか」も書き留めましょう。
ローマは一日にしてならず
ならぬ
『ダイエットは1日にしてならず』
です。
ダイエットに魔法の方法も近道もありません。
まずは毎日の積み重ねを大事にしていきましょう。
最後にダイエットしている人にオススメの記事をご紹介しておきます。
リバウンドしないカロリー制限の具体的目安とダイエットの食心理学
ダイエット中の人が生活で気を付けたい3つの注意点|勘違いしてない?
「習慣を制す者はダイエットを制す」
健康的な食事習慣や運動の習慣を身に着けたい人はコチラの書籍がオススメです。
amazon|良い習慣、悪い習慣: 世界No.1の心理学ブロガーが明かすあなたの行動を変えるための方法
以上
ダイエット中の人は食事の記録を残そう|減量が成功する秘訣です
でした。
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