あなたは目的を持って行動していますか?
実は普段あまり意識をしないかもしれませんが目的を持つことはめちゃめちゃ重要なんです。
それこそ人生を成功へと変えるくらいに重要です。
目的を持たずに行動していると毎日がただなんとなく過ごすだけで終わってしまいます。
それを毎日続けていても成功どころか成長する事もできません。
成長しなかったら収入も増えないし異性からも見向きもされない、生活も苦しいまま。
そんなのってぜーったい嫌じゃないですか?
でも大丈夫です。
今回の記事で人生を成功へと変える思考法について科学的根拠を元にご紹介します。
- なぜ目的を持って行動すると成功できるのか?
- 目的を持つにはどうすれば良いのか?
大きく分けてこの2点についてご紹介していきます。
ぜひあなたの人生にお役立てください。
人生を豊かに楽しく充実させて成功を収めるには目的を持って行動することが必須です。
それはなぜなのでしょうか?
人間は行動するときには必ず『目的』があります。
あなたの行動も必ず何かしら目的があるんです。
例えばお腹が減ったらご飯を食べますよね?
なぜご飯を食べるのかと言うと『お腹を満たす為』という目的があります。
またモテたいという感情があったらその目的を果たす為に美容室に行って髪を整えたり洋服を買ったりと何かしら行動しますよね?
ではここで一つ質問です。
あなたは『人生の目的』ってありますか?
人生の目的がないと何をしていいのか、どの様に行動して良いのか分からないじゃないですか?
目的とはいわば自分の進む道を教えてくれる道しるべの様な物です。
目的があれば困難があってもやり抜く力を得る事が出来ます。
そしてばどんな些細な事や単調な作業にも意義を見いだす事ができるんです。
だから人生において『目的』を持つという事はとても重要なんです。
目的を持って行動すると毎日の仕事への意義を見いだしやり抜く力も得る事ができるというのは科学的根拠があります。
関連記事:中卒でも成功者になれる思考法|学歴よりもやり抜く力をつけるべき
ではやり抜く力と目的を持って行動することにどんな関係があるのでしょう?
イソップ童話と実際の研究を元に解説していきます。
こんな童話があります。
ある人がレンガ職人に「何をしているんですか?」とたずねた。
すると三者三様の答えが帰ってきました。
- 1番目の職人は「レンガを積んでいるんだよ」と答えました。
- 2番目の職人は「教会を作っているんだよ」と答えました。
- 3番目の職人は「歴史に残る大聖堂を作っているんだよ」と答えました。
それぞれのレンガ職人の仕事に対する姿勢を表すと次のようになります。
- 1番目のレンガ職人にとってはレンガ積みは『単なる仕事』に過ぎません。
- 2番目の職人にとってレンガ積みは『キャリアの構築』です。
- そして3番目の職人のレンガ積みは『天職』になるんです。
さてあなたは3人のレンガ職人のうち自分の現在の仕事はどれに当てはまりますか?
イェール大学経営大学院教授であるエイミー・レズネスキー氏が調査を行ったところ先ほどの質問である
「3人のレンガ職人のうち自分の現在の仕事はどれに当てはまりますか?」
という質問の答えと以下の問の答えがほぼ一致しました。
『あなたにとって現在の仕事とは?』
- 【単なる仕事と思っている人の答え】自分にとって今の仕事は生きる為に必要な事だ。
- 【キャリアと思っている人の答え】自分にとって今の仕事はもっと良い仕事に移るためのステップだ。
- 【天職と思っている人の答え】自分にとって今の仕事は人生で一番大切な物のひとつだ。
つまり自分の職業は単なる仕事だと思っている人は生きる為に仕方なくやっていると考えているのに対して
自分の職業が天職だと思っている人は人生レベルにおいて重要な意義を持っているという事です。
なや美
意義を見いだして仕事に取り組めば天職になりうるんだ。
そしてさらにエイミー・レズネスキー氏の調査で
自分の職業を「単なる仕事」あるいは「キャリア」と思っている人に比べて
「天職」と思っている人達の方が仕事に対する意義を感じているので『やり抜く力』が強いという事が分かりました。
ただ単に毎日の仕事をこなしている人は気持ちの上ではただレンガを積んでいる1番目のレンガ職人となんら変わらないんですね。
それだと仕事に対する意義を見出せないので成功も成長もやり抜く力も無いという事です。
大事なのは自分の仕事を天職だと思う事です。
天職とは自分の仕事や人生の意義を見出し『他者を幸せにするという目的を達成するための行動』になっているか?
という事です。
なや美
しかも目的とか意義があればやり抜く力も手に入るんだね。
歴史に残る大聖堂を立ててみんなに喜んでもらうという目的を持った3番目のレンガ職人はとても楽しくそして幸せな気持ちでレンガを積んでいるはずです。
ですからあなたも目的を持って仕事に取り組みましょう。
そうすれば毎日の仕事への意義を見出しやり抜く力も得る事が出来てやがて成功していくんです。
とはいえ自分の職業は天職と感じるような仕事じゃないと思う人もいるかもしれません。
ですがエイミー・レズネスキー氏の研究によりどんな仕事でも「仕事」「キャリア」「天職」のいずれかになりうるという事が分かっています。
あなたは天職は見つけるものだと思っているかも知れませんが実は自分でその職業について深く掘り下げて深めていくことで天職になるんです。
- 自分の仕事はどんな風に人に役立っているんだろう?
- どんな風に人と繋がっているんだろう?
こう考えるとただの仕事が天職になりうるんです。
たとえば駐車場によくいる棒を振っている交通整理の人いますよね?
「棒を振っているだけ」と考えると仕事に対する意義は見いだせないですし楽しくないですよね?
ですが「お客さんをスムーズに誘導してストレスなく買い物を楽しんでもらって笑顔が溢れる幸せな時間を過ごす為のお手伝いをしているという目的を果たしている。」
と考えたらどうでしょう?
一気に仕事に対する意義を見出してまるで一流のホテルマンの様な感じになって楽しくなるじゃないですか?
ですから考え方次第でどんな仕事も目的や意義を見いだせてそれにより自分の『天職』になりうるんです。
なや美
でもさー。もっと具体的に目的を見つける方法ってないの?
という人もいると思うので次項にて成功者になる為に仕事に目的や意義を感じて人生を豊かにする方法について解説していきます。
目的が無ければ人生はつまらなくなってしまいます。
ですが目的があれば人生は楽しくなり成功者になる事だってできます。
では具体的にどうやって目的を見いだしていけば良いのでしょうか?
今のあなたの仕事が社会にどのように役に立つか考えてみましょう。
これを考える事で飛躍的に自分の仕事に対する考え方が変わり人生の質を変える程の目的を見いだすことができます。
具体的には考える事は2つです。
- どうしたら世の中がもっと良くなると思いますか?
- 今の仕事(勉強や活動でもOK)でそれに関して役に立てる事はありますか?
これを考えましょう。
これはアメリカの学生を対象にしたアンケートを元にした研究で上記の質問をしたところ
「僕は遺伝子研究の仕事がしたいです。そうしたら穀物の遺伝子を組み替えて食糧の生産量を増やす事で世の中に役に立てるからです。」
GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
の様な世の中を変えたいという目的を明確に回答した学生は学習への取り組みがかなり向上し試験勉強の時間も2倍に増えたという調査結果があります。
ですからあなたも
- どうしたら世の中がもっと良くなるか?
- 今の仕事(勉強や活動でもOK)でそれに関して役に立てる事はあるか?
という事について考えて見ましょう。
実際僕も読書を通して20代~30代の人がよく直面する悩みについて解決できるような手助けがしたいという目的を持ってこのブログを運営しています。
ですから150本を超える記事を書き続けられたし読書も続けられているんです。
目的を見いだす事で今の仕事や勉強や活動の結果を残す事ができるようになるんですね。
イェール大学経営大学院教授エイミー・レズネスキー氏は
『今の仕事がなるべく自分にとって一番大切な価値観に繋がる様に、ささやかでも意義のある変化を起こしてみよう』
GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
と言っています。
これは仕事や活動を自分の価値感や興味に合うように一部変えてしまおうという事です。
レズネスキー氏と共同研究者たちはこのアイデアをGoogle社の営業、マーケティング、財務部、経理部など目的とあまり結びつきずらそうな職種の人たちを集めてワークショップを開きました。
ワークショップの参加者たちは毎日の決まった仕事にどうしたらやりがいを感じられる様になるのかを考えました。
そしてそれを実際に実践してもらったところ、6週間後には仕事に対する満足感と仕事の効率がかなり向上していたそうです。
つまり普段のつまらない仕事の中に自分の価値感や趣味に合う様に改良するだけで仕事に対する満足感や効率が上がるんです。
ですからあなたも普段やっている仕事に対して自分に合う様に工夫してみてはいかがでしょうか?
スタンフォード大学大学院教授ウィリアム・デイモンは
「目的を持った生き方の手本になる人物からインスピレーションを貰おう」
GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
という事を提唱しています。
これは他人に貢献している利他的な事をしているお手本となる人を見つけて
その人をヒントに自分ができる事で他人を幸せにする方法を考えれば自分も目的を持つことが出来るようになるからです。
実はこのブログも自分の知識を惜しみなく発信して人を幸せにしている人をみて「自分もこうしたい」と思ったから始めたという理由もあります。
お手本となっている人がいたからこそ「みんなに役に立つ知識を共有したい」という目標が僕の中で確立されんです。
ですからスポーツ選手でも上司でも親でも誰でも良いです。
自分がこんな人になりたいと思うお手本になる人を見つけてどんどん吸収しましょう。
お手本となる人を見つけて自分なりに吸収し自分なりに他者に貢献し幸せにする。
こうすることで3番目のレンガ職人のような他者へ貢献できる目的を持つことができ、人生の質があがり楽しくなり、成功へ一歩近づくことが出来るようになるんです。
目的を持って行動する事の大事さを理解できましたか?
最後に簡潔に本記事をまとめます。
人は目的があるから行動できるんです。
人は目的があるから頑張れるんです。
だから人生を豊かにする上で目的を持って行動することは必須なんです。
あなたは人生の目的がありますか?
あるならその道を突き進みましょう。
ないのであれば今からでも遅くないので自分が他者に貢献して幸せにできるような目的を見つけましょう。
そうすることであなたは行動できるようになるし頑張れるようになるんです。
この記事があなたが目的を持つきっかけになって人生を楽しく、豊かに、成功できるようになってもらえたら幸いです。
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本記事の参考文献はコチラ
『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』は科学的根拠を元に人がやり抜く力を発揮して成功者になる為の方法を解説してくれています。
世界でも数多くの国で翻訳されていることからも素晴らしい本である事は証明されています。
本記事をみて成功者になりたい、もっと成長したい、もっと知りたいと思った方にはオススメの書籍になります。
以上
「レンガ職人」の童話から学ぶ目的を持って行動すると成功できる理由
でした。
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