あなたは口喧嘩をしたくないのになぜか喧嘩をしてしまうなんて事ありませんか?
そして口喧嘩しても良い結果になった事ってほとんどないんじゃないですか?
実際に喧嘩して勝ったところで得られる物は「偽物の優越感」と「相手からの反感」と「信頼の低下」です。
そんなもの絶対いらないですよね?
なるべく口喧嘩は避けたいですよね?
喧嘩を防いで平和的に解決したいじゃないですか?
そこで今回は
- 口喧嘩したくない人が口論を防ぐ4つのポイント
- もう2度と口喧嘩をしない為の思考法
について科学的、心理学的に解説していきます。
ぜひあなたの人間関係を友好的に保つ為にぜひ本記事をお役立てください。
口喧嘩したくない人が覚えておきたい4つのポイントについてご紹介していきます。
心理学と人質交渉を参考にしておりどんな口喧嘩も友好的な話し合いに変える事ができるので覚えておきましょう。
第一に『落ち着いてゆっくりしたペースで話す』
これが重要です。
心を穏やかに保ってゆったりしたペースで話せば相手もだんだんと心が穏やかになり冷静に話し合う事が出来るようになります。
怒りに任せて口喧嘩したところで相手に気持ちや意見を伝えるどころではなくなり逆に相手は自分の意見をより強くしてしまうからです。
なや美
確かに頭に血が上っていたら難しいかもしれません。
ですが臨床心理士のアル・バーンスティンはこの様に助言をしています。
『子供に話しかけるつもりでゆっくり落ち着いて話そう』
こう言っています。
確かに子供がかんしゃくを起こしたら理論的に子供をねじ伏せようとする人はいないですよね?
いたとしてもそれが子供に伝わる訳はありません。
それどころか余計にかんしゃくを起こし泣きわめく事になります。
子供がかんしゃくを起こしていたら「根本の理由ってなんだろう?」と考えるはずです。
ですから口喧嘩の相手は子供だと思いゆっくり落ち着いて話す事が口喧嘩や口論を避けてきちんとした話し合いができる様になる方法なんですね。
口喧嘩をしたくない人はゆっくり落ち着いて話すという事を意識してみましょう。
口喧嘩をしたくない人は相手の話をしっかり『傾聴』しましょう。
傾聴とは相手の話にしっかりと耳を傾けつつ、相手にも「私はあなたの話をしっかり聞いていますよ」という態度を表す事です。
こうすることで相手の怒りが増幅してしまう事はありませんから冷静な話し合いに繋げる事が出来るようになります。
傾聴の為のポイントは以下の通りです。
- 相手の言う事は批判しない。
- 相手の言う事をひたすら聞いて受け入れる。
- 口を挟みたくなっても堪える。
- 相手の言ったことを分かりやすく言い換えて問い返してみる。
この様に対応することで「全然話にならないな」とか「お前はなにもわかっちゃいないよ」とか話がそれたり感情的になったりすることはなくなります。
人間関係を研究しているジョン・ゴッドマン博士も
- 人間関係を良くするコツは良い聞き手になる事。
- 人間関係を悪くする事は相手が話を聞いてくれないと感じる事。
といっています。
つまり、傾聴とは相手と良いコミュニケーションを取る為には必須なんです。
ですから
相手の話にしっかりと耳を傾け「私はあなたの話をしっかり聞いていますよ」という態度をしっかり表しましょう。
相手の気持ちを理解し共感しその共感した気持ちを相手に伝えましょう。
こうする事で相手の怒りをなだめて軽減し鎮める事が出来ます。
これはFBIの人質交渉人が建物の中に人質を取って立てこもっている犯人にも有効とされていての神経科学の世界でも効果が認められています。
具体的には
- うんうん、それは確かに怒るのも無理は無いよ。
- 確かにそれはツラいですね。
みたいに相手の気持ちに反応し共感しましょう。
相手の気持ちに共感する為の言葉で良く使うものは
- 確かにそれは腹が立ちますね。
- それで困る気持ちは分かります。
- 自分もそんあことがあったら悩むと思います。
- それは悲しいですね。
- それは焦るのも無理はないです。
- それはめっちゃ悔しいですね。
- 確かにそれはツラすぎます。
などが良く使う場面があると思います。
つまり相手の気持ちを理解し共感しその気持ちをそのまま相手に伝えればOKです。
こうする事で相手の怒りをなだめて軽減し鎮める事が出来るようになるんです。
相手が興奮状態だと冷静な話し合いはできないです。
そんな時は相手に考えさせる事で怒りを鎮めさせるようにしましょう。
例えばお金の使い道について口喧嘩しそうなカップルを例にあげてみると。
よしあき
なや美
よしあき
なや美
この様に反発しちゃうと話がまとまる以前に話し合いにすらならないです。
ですが相手に考えされる事をすると冷静になる事が出来ます。
以下がその会話の例です。
よしあき
なや美
よしあき
なや美
よしあき
なや美
よしあき
なや美
よしあき
なや美
よしあき
なや美
よしあき
若干コント感はいなめませんがイメージとしてはこんな感じです。
ちなみにこの会話の仕方は『ソクラテスの問答法』といって心の奥に眠る問題を解決する答えを掘り起こす事が出来ます。
実際にカウンセリングの現場で使われたりFBI捜査官が銃を持った犯人がいる犯罪現場でも使われたりします。
これはもちろん口喧嘩でも使う事が出来ます。
口喧嘩をしたくない人が問題を表面化させて穏やかに解決する事が出来る方法なんです。
ですから上記でお伝えした
- 落ち着いてゆっくりしたペースで話す
- 相手の話をしっかり傾聴する
- 相手の気持ちに共感を示す
これらと組み合わせて『相手に考えさせる』という方法を使うと効果的に口喧嘩をしたくない人が口論を避ける事が出来ます。
でも、もうこの間大きな口喧嘩しちゃったしなぁ。
と悩んでいるあなたは『ありがとう』の気持ちを伝えたり『ケンカ記念日』を作りましょう。
よく子供の時にありがとうと伝える事ってすごく大事だよって親や先生から言われたと思います。
それは全くその通りで人間関係構築で感謝の気持ちを伝える事はもっとも重要です。
認知と情動について取り扱う雑誌『Cognition and Emotion』に掲載された調査によると
人々にもっとあなたと時間を過ごしたいと思ってもらう秘訣は彼らに対する感謝の気持ちにほかならない。
残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学するより引用
感謝こそが幸福をもたらす最強の兵器でありまた、長続きさせる人間関係の礎である。
という事です。
また、心理学で世界的権威を持っているマーティン・セリグマン氏の研究でも感謝は自分の幸福感を増してしかも相手の幸福感も上げる最も効果的な方法の一つだと言っています。
つまり感謝こそ人間関係を構築する上でもっとも重要で忘れてはいけない事なんです。
とはいえ、人間はついつい何事も当たり前になってしまって『ありがとう』の気持ちを忘れてしまう事ってあると思います。
そんな時は以下を試しましょう。
感謝の気持ちを忘れない方法は『ケンカ記念日』を作る事です。
口げんかしてもそれを記念日にしてしまう事で普段の仲の良い関係に対してありがたみが湧いてくるからです。
ツラい事があったらその日を記念日にしよう
人間ってすぐ『ありがたみ』を忘れちゃうでもしんどい時って普通の事もありがたいって思える
恋人とケンカしたらその日をケンカ記念日にする
骨折したら骨折記念日にする
そうすると毎月隣にいてくれる恋人や健康な自分がありがたい存在になります。
こちらのツイートの通りケンカ記念日を設定することで相手に対してありがたみが湧いてくるんです。
ありがたいという気持ちがあれば自然と感謝の言葉も出てくるはずです。
ぜひ
- ありがとうの言葉を大事にする。
- ケンカ記念日を作る。
この2点を抑えて2度と口喧嘩しない関係を目指して行きましょう。
ここまで口喧嘩したくない人が覚えるべき4つのポイントについて解説してきました。
口論防ぐ心理学についてまとめていきます。
- 落ち着いてゆっくりしたペースで話す事で相手もだんだんと心が穏やかになり冷静に話し合う事が出来るようになりますよ。
- 相手の話にしっかりと耳を傾けつつ、相手にも「私はあなたの話をしっかり聞いていますよ」という態度を表し、しっかり傾聴しよう。
- 批判や意見を挟む事なく相手の気持ちに共感を示めそう。
- ソクラテスの問答法を使って相手に考えさせて怒りを鎮めて問題を解決しよう。
- 感謝の気持ちを忘れずに伝えよう。ありがたみを忘れない為に喧嘩記念日を設定しよう。
これらを気を付けて人と関わる事で口喧嘩をしたくない人が避けて友好的な人間関係を防ぐ事が出来ます。
ぜひあなたの人間関係にお役立てくださいね。
『残酷すぎる成功法則』には様々な成功するためのノウハウが科学的根拠に乗っ取って紹介されています。
偶然に成功した個人的な体験談などではなくちゃんとした根拠を持って成功への道のりを教えてくれます。
『0』が1個多くても読むべきレベルの本です。
ランチをちょっと我慢して買えば一生モノの知識が手に入ります。
ぜひ読んで見て下さいね。
以上
口喧嘩したくない人が口論を防ぐ4つのポイント|心理学で解決
でした。
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